こんにちは。ハンドレッドの友です。
中学受験、まずは、お疲れさまでした。こんな時にブログを見にきてくれるとは残る強さにしびれます。
お子さんも、お母さんも、お父さんも、疲労と不安に押しつぶされそうな中で持てる力を尽くしました。
最後はへなへなのパンチしか打てなかったかもしれませんが、それでもパンチを打ったのです。
数日間にわたる勝負は数週間、数か月にも感じられたかもしれません。
「あきらめるな。がんばれ」と言ったところで、言われたところで、永遠に続くような先の見えなさに、押し潰されそうな気分になっていたかもしれません。
「子どもが不合格だった時こそ親は役者になれ」と言いますね。
不合格だった時こそ「親は子どもに肯定感を持たせよう」、受験本にはそんなことが書いてあります。「進学先の素晴らしい点を探し、前向きにとらえよう」、そんなことも書いてあります。
でも、ムリです。今はまだ。
思うのなら、それでいいのです。
過去問の点数が取れようと、模試で合格可能性80%だろうと、受験に確実はありません。
その事実が苦しくて悔しくて情けない気持ちになりますね。
見慣れた家の中にいるのに浮遊しているような、あるいは閉じ込められてしまったような、違和感を覚えるかもしれません。
子どもを励まし、力づけなければいけない場面で親の方が崩れてしまった、怒ってしまった、泣いてしまった……。子どもをますます傷つけてしまった……。
後悔しているあなたもいるかもしれません。
でも、大丈夫です。お子さんは大丈夫です。3年間、並走してきた親子です。一緒にがんばってきたからこそ親も悔しいのです。
親子で築いた、かけがえのない関係です。あなたたち以外、誰一人、その絆の濃さを、強さを知りません。本に何が書いてあろうと、周囲が何を言おうとも大丈夫です。あなたのお子さんだから大丈夫なのです。
受験に確実はありませんが、確実にわかっていることもあります。
子どもはやがて立ち直ります。あなたもいずれ立ち直ります。その時になったら、ちゃんと謝りましょう。
さて、次回のブログは受験残念からの積極的な発想転換です。ささやかかもしれませんが、気分が軽くなるような、そんな記事を書きたいと思います。
励ましはいらない。カラ元気は虚しい。今は何も考えたくない、そう思うあなたはサイトを閉じてください。
いつか気になる時が来たのなら、読んでみてください。気にならないままに時が過ぎたのなら、それはそれでかまわないと思います。