絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
100 %合格スぺ

【中受実体験】理解の遅い子は4年で苦労するけど受験に不利とはいえない話

こんにちは。中学受験100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友ですよ。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
本日は懐かしの中学受験4年生の話な。

 

中学受験は6年生の1年間があまりに濃すぎ、親にとっては4年の記憶は薄れがちですね。

一方で情報を一番必要としていたのは4年生の頃でした。中受が初めてでしたから、なおのことです。

入塾しても横のつながりは早々できず、判断基準は先生の話のみ。あるいは、受験本や体験記で聞きかじった話のみ。

一般には「(中学受験は)4年生はまだラク。習い事の延長みたいなもの」とも言われたりもしましてね。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
違うのか?時間的にはまだラクだろ?

 

おっしゃる通りで、塾に通う回数はまだ少なく、授業時間もまだ短く、家庭学習時間もそこまで多くはありませんでした。

しかし、ラクかというと、ラクかというと、そうとはいえない歴史があります。

「回数少ない、授業短い」、それは5、6年生と比較してのこと。慣れない「中学受験の常識」に対面するのは初めてですからギャップは当然生じますね。

 

実は勉強面で一番きつかったのは4年生だったかもしれません。

わが子のケースはレアかもしれませんが、今回は特に算数にフォーカスし、「4年で既にへげへげになっている」お母さん、お父さんたち、「これから4年だができるだけへげへげは避けたい」お母さん、お父さんたちのために送りましょう。

誰もつまづかない「角度」でつまずいた

さて、本格的な塾通いが始まった4年2月。

娘はその数か月前に入塾していたのですが、3年時のユルユル通塾とは比較になりません。

余談になりますが、通塾は4年生からで十分だと思います。早く始めたからといってトップを取りやすいかといえば、それはまた別の話。

4年算数の始まりは「角度」でした。

保護者会で算数の先生は言いました。「角度は生徒のほとんどが取れます。この時期の塾テストで差がつくとすれば計算です。ご家庭では計算練習をしっかりやりましょう」とね。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
わざわざその話をするのには訳があるんだな。

 

おっしゃる通りのハンドレッド。
「角度」は一部の難関校の問題を除き、総じてつまずきの少ない単元ですね。
が、娘はいきなりここでつまずきました。

図が悪いですが、一応直線のつもりです。角度の基本中の基本ですね。

「ア=180度-75度」。ただそれだけの問題です。

なのに、類題を娘に解かせるとどうにもスラスラ行かないわけですよ。

この基本中の基本に「?」がつくとは。
よくよく聞いてみると、いえ正確には要領の得ない反応をこちらが整理して、咀嚼してみると娘の頭の中はこんな感じ。

 

~娘の頭の中~

「直線は180度」
「直線と直線が交わるところ以外にも180度はある」
「ア=180度-75度なら、ほかの180度はどうなるのか?」
「ア=180度-75度+180度+180度+180度+・・・になるはずではないのか?」
「そもそも180度は1つの直線上にいくつあるのか?それがわからないからわからない」

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
シュールというか。180度の不条理というか。

 

知る限り、算数や数学に不条理はありません。

こうやって整理しますと、わけわからないながらにも論理はあるようですが、「面白い着眼点だね!」と親子で解決していくようなスキルは持ち併せていませんでした。

どころか、娘の「わからなさ」にひたすらイライラした気がしましょう。

結局、説明しようとするうち親の方がわけがわからなくなり、最後は「直線が交わるところだけ見なさい!」と言って力業で解決したような気がします。

通塾しているのに塾に聞けない?親のジレンマ

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
そういう時こそ塾に相談すべきなんじゃね?

 

おっしゃる通りのハンドレッド。

塾は活用したもの勝ちです。根本理解に関わる部分ですから、そうすれば良かったと思いますよ。

一方で、言うは易しの面もあるわけです。
これは4年生に限らず、進学塾に通う親たちが間違いなく感じるジレンマです。

通塾していれば聞きたいことは山ほど生じるわけですね。

新しい単元を習ってくるたび、次々と「子のわからなさ」が出現します。

 

塾の方も子どもには「わからないところがあったら聞きにきなさい」と言いますが、わからない子どもは決して聞きには行きません。

「ならば、親が相談しろ」という結論になるわけですが、この「180度の不条理問題」のように図式化しないと伝えづらかったりですね。これが解決しても翌週に別のわからなさが発生したりですね。

この繰り返しになりますと、毎度の電話はタフな親でもためらいが生じましょう。

塾の方も「子のわからなさを抱えた親たち×3学年」から毎日毎日電話が来ますと業務が立ち行かなくなるのは目に見えています。

私自身は塾の先生にかなり頼った方ではあり、それが合格の一因だったとは思いますが、細かい「わからなさ」についてはある程度なんとかするしかありませんでした。

親が見るか個別か家庭教師か、あるいはいっそ自然にまかせるか。通塾が長くなるほどわからなさは増えていく、なんとも悩ましいところでしょう。

習うことすべて新出事項の4年生 理解力がない子は果たして?

ともあれど。
わが子の場合、4年時の算数はずっとこんな感じでした。

いつかどこかで「還元算が出来ないので11か月やり続けた話」を書いた気がしますが、その際も180度問題同様、娘の頭にのみ存在する別のルールがあったのかもしれません。

中学受験・子どもの勉強を見るとムカムカしてくる話前回、前々回、「親が勉強を見る必要はないは本当か」&「成績が上がり、合不の距離もつかめる、親の関わり方とは?」をアップしました。 ...

4年のなか頃だったか、塾の面談で「今月習った範囲を今月のテストまでにマスターできません!」と訴えた記憶がありますね。

塾のテストはだいたい月一で行われ、その月に習った単元が範囲になります。

うちの塾では5年になると「相似」と「割合」といった具合で、週に2つの単元を扱いましたが、4年時はまだ週に1単元ずつ。内容ももちろん基礎レベル。

しかも、2週連続で「円の面積」をやって次の2週で「おうぎ型の面積」をやるとか、ゆっくりじっくり進んでいきます。家庭学習も、ゆっくりじっくり課題を繰り返しすわけですが。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
なのに、成績はパッとしない。

 

「こんなにやっているのに!」と少なくとも当時は思ったことでしょう。取れて平均そこそこ。平均を割り、クラスのビリっけつになったこともありましたね。

途中でなんとなく気がついたわけです。

塾のカリキュラムはある単元を1か月でマスターするように進んでいきます。が、娘の場合、新出単元を1か月でマスターできず、1、5か月くらい掛かっていることにですね。

一言でいえば、理解力に乏しい。言葉を選べば、理解に時間を要するタイプなのでした。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
先の180度問題を見れば、そうであろうと想像つくよ。

 

5年生になると一部は復習体制に入りますが4年生は新しいことしか習いませんね。

「習うことすべてが新出事項」という状態は、理解の遅い子にはたいそう不利です。

となると、月々の模試がパッとしないとは当然です。通っていた塾では算数の進度が特に早く、季節講習でもがんがんカリキュラムが進みました。わが子はどんどん遅れていきます。

特に図形がダメでしてね。未就学児や低学年の頃、あれほど、あれほど!キューブパズルや図形描写やその手のプリントをさんざやらせてきたというのに!

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
幼児教育は意味ないってことかね。塾の先生はなんて?

 

「理解に時間を要するタイプでもコツコツ続けていれば伸びます」みたいなことを言っていた気がしますし、そうした説はどこかの本に書いてそうですね。

だからといって、「そうだったのか!では、安心」となる保護者はいないでしょう。

結論からいえば、わが子は1か月ではなく1、5か月かけて単元をマスターする方法を取りました。

今月出てくる新しい単元と、先月マスターできなかった旧単元を並行して進行。まぁ、大変でした。大変でしたよ。

習得に時間が掛かる子こそ5年で逆転は可能

かように、4年生が比較的ラクであるかどうかは、子の「飲み込みの良さ」「悪さ」で異なります。悪い場合の4年生はとても「ラク」とは言えません。

その状況で「5年、6年はもっと大変」と言われれば「4年でこれならどうすりゃいいのか!」気分に陥っても仕方がありませんね。

ただ、「飲み込みの悪さ」は中学受験において致命的ではありません。

3年間もあるわけですからね。「続けていれば伸びます」という言葉は当時はまったく響きませんでしたが、その程度の解決法しかなく、逆に言えばその程度で解決する悩みでもあるということで。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
結局、「言い得て妙」というのはコレ↓ね。

 

できない子も少し前にあれほど悩んだ立体図形を、次の単元を習ったあたりではできるようになっているのです。(中略)今一緒に学んでいる子と歩調は合わないけれど、その差は実は数週間遅れなのです。常に遅れた状態が続くので追い付かないだけです。学力はわずか数週間遅れなのです。
              「桜井さん、うちの子受かりますか?」(桜井信一)

 

本当にこれ以上でも、これ以下でもないと思いますよ。

逆に「理解が早く4年ラクラク」の子はもしかしたら注意が必要かもしれません。油断から復習がおろそかにならないとも限らないですからね。

「基礎の習得に時間がかかる子」が5年、6年でさらに大変になるかとそんなことはありません。

もちろん学年が上がるにつれ、別の大変さは生じるわけですが、後半になるにつれ、一度やった単元がまた出てきたりします。

成績を伸ばすという意味で新出単元だらけの4年生はうちでは一番苦労しました。が、しつような反復を繰り返せざるを得なかったために5年時には算数は得意な方になりました。他の子より既出単元に関わってきた時間が多いわけですからね。

というわけで、4年生で成績のパッとしなさにお悩みのあなた、心には響かないけどそれ以外に言いようのないフレーズを私も最後に繰り返しましょう。

 

「大丈夫、コツコツ続けていれば伸びますよ」

(※算数の勉強法の詳細は19年2月公開予定)

【中学受験やってみたらこんな感じ】最大のデメリットは?終了組が中受にケチつけてみるこんにちは。中学受験100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友ですよ。 本日は中学受験初心者編、「中学受験を考えている」「まもなく塾...
4年、5年で理社がいいのはヤバいですよ!?【中学受験】こんにちは。中学受験100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友です。 タイトルについてお断りしておきますが、理社だけではなく国算...



ABOUT ME
燃えるハンドレッド先生の友
燃えるハンドレッド先生の友
20XX年、受験終了組のマザー。 「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。