今回は中学受験に役立つ通信教育スペシャルです。
通信教育教材大好きマザーが、2023年版として教材を改めて体験してみた!
「通信教育 中学受験」で検索すると「Z会 中学受験コース」あたりが当然の顔してヒットすることでしょう。
だけども、第一志望合格って6年間の相乗効果のたまものなわけです。
図形や作文など個々のセンスをアップする通信教材、おそらく中受志望の親が軽んじているであろう「アレら教材」の先取りポテンシャルだって見逃せない。
タイミング&目的はめちゃくちゃ大事。というわけで、本記事は小5以下、特に低学年のお子さん推奨のお話。幼児向けの中学受験教材にもちょこっとだけ触れています。
Contents
科目特化型の通信教育は即戦力のつくものが多いぞ!
通信教育、いろいろ試してみたけれど、一見損に(?)思える科目特化型はアタリ教材が多い印象ですね。
「四教科ぜんぶ!」みたいな方が「おおー!」感があるじゃないですか。科目特化の通信教育は高めのものが多い気がするし。
が、実際やってみると特化型ほど効果は感じやすい。「ピンポイントである能力を伸ばす」と「他の能力も同時に伸びる」みたいな体感があった。
「中学受験はできない」けれど、入塾後に上位クラスにつけたり、成績あげられたりした恩恵は多かった。
で、お気に入り教材をざくっとあげると、国語ならブンブンどりむ、社会は小6直前期に「スタディアップ」。理科は進研ゼミの知る人ぞ知る「かがく組」はよくできたマンガ教材だったと思う。「あんたんち、理科、絶望的に悪かっただろ!」というツッコミはしないでね。
もう一つ、一番大事な算数は玉井式「図形の極」。こちらはね、特化型通信教育のまさに極みなんじゃないかと思います。

玉井式「図形の極」オンラインは通信教育の極みだと思う
玉井式「図形の極」はその名の通り、図形特化型の教材ですね。
わし、本ブログで「図形の極」のこと、何度もプッシュしてます。なので、「おいおいまたか!」と思う方もいるかもしれない、あしからず。

図形を得意にしたい中学受験志望者はとにかく教材試してみてよ、と言いたいわけだ。
玉井式 図形の極 体験をした。
とてもおもしろそうでやってみたい✨と
iPadでいろんな展開図を見たり、想像したりするのはおもしろそう❗️
図形の感覚って具体物を触ったり、作ってみたりするのが1番いいかと思ってたけど動画でもいいのかな⁉️
イメージ力が大事って言ってた✨
— ソルティ8y7y2y@地方からの中受 (@solty33333) January 25, 2021
「図形の極」はね、もとは塾の講座だったのですが、数年前にオンライン講座もスタートした。うちが低学年の頃にもやっていて欲しかったなぁと思う。
算数を伸ばすために入塾前に何をやるかといえば、一番は計算です。だけどもね、特に女子はね、いや、男子だってね、入塾後、算数図形でズッコケる子も後をたたないわけです。
もちろん、そう思ってブロック、パズルをやらせたクチ。低学年の頃は問題解かせるよりそっちの方がいい気がしていた。確かにね、やらないよりはやった方がいいとは思うけれど。



でもね、中受に突入すると多くの親が気づくわけですよ。リアルのブロックは得意なはずなのに、ペーパー上のブロック問題はなぜか解けないとか。ブロックでさんざ遊び倒しても、それが紙面に登場するとなぜか回路がつながらない!
元も子もない話ですが「ペーパー対策にはやはりペーパーか」と実感した中学受験時代でもあった。
経験者としてはそう言いたい。
前置きが長くなりましたが、玉井式
講座は主に以下の3つから成り立ちます。
①テキスト(図形は大きく余白も多く書き込みやすい)
②映像教材(アニメーションで図形を回転させたり、視点を変えたり)
③ オンラインの質問相談講座(受け放題)
集団講座と個別講座で違いますが、月額は5000円前後から。小一レベル(10級)から始まって最後は入試レベルになりますね。
「図形のイメージング力を培う」ことにフォーカスした教材です。小4か遅くとも小5くらいまでにこの教材に出会えた方はラッキーだとも思う。低学年から続けたらすごいことになる予感しかしない。
1年生の時にピグマのきらめきシリーズをさせたら全然できなくて、この子はひらめき系ではないと判断したので3年生から図形の極を11ヶ月間みっちりやった
今めちゃくちゃ楽なのでまだ時間的に余裕のある方には是非お薦めしたい— Kumi2025Y (@2025Kumi) November 6, 2022
公式サイト玉井式
国語上位クラスに押し上げてくれた「ブンブンどりむ」
で、国語。
ブンブンどりむ



ほぼ作文に特化した国語教材で月二回の添削が売り。
これはね、何しろ子どもが大好きでした。ものすごく大雑把にいえば「チャレンジのような子ども好きのするデザイン」+「Z会のような濃い内容」。まさにいいとこ取りで、入塾前はわが家の国語のペースメーカーだった。
これだけはドヤ顔できますね。
月額は4950円~5445円(※一括の場合はもう少し安くなります)かね。23年4月30日までは初回が1000円強安くなるキャンペーンをやっています。
直前期の社会を救った「スタディアップ」
本記事は低学年向けに書いていますが、思い出したのでついでに。「スタディアップ」とは六年生、中学受験直前期に使用した社会の暗記教材です。歴史とか地理とかさらに細かく教材が分かれててね。
そうです。情報商材臭たっぷりでなんとなくうさん臭げなのですが、わらをも使う気で購入し(2万くらいしましたが)アタリであったのは下記ブログで書いた通り。いつか社会に困った時のご参考までに。



モコモコゼミ「かんがえるさんすう」――まさかの幼児向け中学受験教材
特化型でもう一つ、面白いなと思ったのがモコモコゼミの「かんがえるさんすう」。高学年向けが来たかと思えば、こちらは低学年向けですらないのですが。
こちらはサピックスとこぐま会が作った算数教材です。1年間のみの講座で4月開講、3月終わり。
幼児通信教育モコモコゼミ

知能系ばりばりの教材ではなく、オーソドックスな四則演算が中心です。小学校に上がる前に計算力を先取り土台を育成する。幼児でもムリない流れで身につく感じですかね。
なお、モコモコゼミは無料で1か月お試しができます(1か月分のテキストがまるまる届く)。「ちょっと違うなー」と思ったらそのまま退会もできる。テキスト自体は結構薄めだったりするのですが、なかなか良心的なシステムです。
偏差値を底上げしそうな「ワンダーボックス」
あとね、4才から低学年までのポテンシャルを高めそうなのが「ワンダーボックス」



ガチ勉強系というよりもパズルなどの知育遊び系ですが、これやってた子って頭良くなりそうだなぁという印象。たとえば、麻布なんか行ってる子が「子どもの頃、ワンダーボックスやってたんだよね」とか言いだしそうな感じ。
デジタルと紙工作のバランスがいいんですよ。デザイン性も高いのでクリエイティブな才能開花にも役立ちそう。
自分で折った折り紙をアニメーションで動かすアプリがあったり、図形の回転に強くなりそうなゲームがあったり、かつ付録に紙工作なんかもついてきてね。体験教材のキャンペーンも時々やっているようなので、ぜひチェックを。
プログラミングやアートで感性が育つ【ワンダーボックス】

通信教育だけで中学受験?キングはやはりアイツになる
中受にフォーカスをあてた通信教育には老舗の王道通信教材のほか、進学塾が補佐的に出しているものもありますね。
「Z会 中学受験コース」や進研ゼミ「考える力・プラス中学受験講座」に対し、後者は四谷大塚の「進学くらぶ」であったり浜学園のWebスクールであったり。あ、Z会は塾やろ?というのはナシで。
予習シリーズを自学自習、いやキツそうだなぁ
ケースバイケースでしょうね。
例えば、「進学くらぶ」では早稲アカ生にもお馴染みの予習シリーズをテキストにしていくわけなので一見良さそうにみえるでしょう。
でもね、予習シリーズって自学自習でやるにはかなり難度が高いわけですよ。やはりアレは塾向け教材という気がする。通塾より安いとはいえ、月2万くらいかかるし。


もちろん、「進学くらぶ」には映像授業がついてきたりもする。でも、なんというか自学自習するにはやや地味め……。四谷大塚の通信教育には東進と組んでいる「東進オンライン」(※後述)もありますが、そっちの方が作り込んでいる気はしました。
月例テストなんかも含まれているので「親塾でばりばり予習シリーズやってくぞ!」という覚悟のある方なら、むしろ選択肢としてアリだとは思います。



進研ゼミ「考える力・プラス講座」悪くないけどボリュームが
一方、お馴染みの通信教育の中学受験コース。
進研ゼミなら対応講座は「考える力・プラス講座」です。小1スタートで小4からは私学受験か公立中高一貫受検かでコースがまた枝分かれする。
中学受験を謳う通信教育で小1からコースがあるのは珍しいのです。わしの時代はなかったし。Z会は小3からになります。
そうなのです。植木算の基礎が出てきたり、思考力鍛えそうな良問は多く、決して悪くはなかった。
ただね、本家チャレンジよりもボリュームは少ない。1ヶ月分なんてすぐに終えてしまうので、だったら「きらめき算数脳」的な市販問題集でもいいんじゃないの?と思った次第。これは低学年コースだったからかもしれない。
子にとっては本家チャレンジのような、遊び的ワクワク感が乏しかったよう。こちゃこちゃ付録が邪魔だよ!という親御さんにはむしろいいかも。紙工作的な賢そうな付録はたまについた記憶があるけれど。
費用は小1で月額2403円から。学年を追うごとに若干上がりますが、Z会よりも相対的には安くなりますかね。いずれも紙テキスト+映像教材。
キング・オブ・キングはやはり「Z会 中学受験コース」か?
で、通信教育での中学受験なら、間違いなく本命の「Z会の中学受験コース」


「Z会中学受験コース」の特徴を箇条書きにすると
・中学受験コースは3年生からのスタート
・1教科から受講できる
・1ヶ月から受講できる
・最難関レベルと難関レベルが選べる(科目ごと可)
・紙テキストと映像授業がある
・自学自習をがっつりサポートするトータル指導プランがある
・答案の添削指導あり
・国語の超長文対策や立体図形対策など分野別の講座もある
・志望校別の演習講座もある
今回、さまざまな通信教育教材を再リサーチした身としては「1教科から受講できる」「1ヶ月から受講できる」「レベルを科目ごとに選べる」などのフレキシビリティの高さに驚き。タブレットもわざわざ購入しなくていいし。
なお、Z会の通常コースとどう違うかを見本教材で比較してみると。






でしょうね。コンセプトとしては塾が3年間かけて教えることを塾で4年間かけてやるような感じなのか。で、小5がめちゃくちゃ大変だったという口コミも。
Z会の中学受験コースは小5が大変でした。テキストの分量が増えて、難易度も上がって。この1年で受験の基礎力(知識や解法)が身につくので頑張りがいはあるわけですが、うちは(勉強時間の不足で)算数の復習まで手が回らず、伸び悩みにつながった印象。長期休暇だけでは時間が足りませんでした。
— greatpunkin (@greatpunkin) November 17, 2022
確かに。この方のツィートの続きを見ると「教材はとても良くできていて、カリキュラムをこなせれば上位校以上は十分に狙える印象」とありますね。
わし自身は進学塾で中学受験した身なので「本当にそんなことが?」と思ってしまうクチではある。さらにリサーチしてみると「塾と併用して合格した組」と「塾なしで合格した組」のそれぞれの口コミを発見しました。
前者の方が多いとは思う。1教科だけでも受講できるとか過去問講座だと受けるみたいな使い方もできそうだしね。
ただ、コロナ禍だったこともあり「Z会をメーンに回す」みたいな人も増えてはいる。合不合なんかを成績のバロメーターにするとか、むしろ塾の方は対策講座だけ取るとかね。
SS−1テラス
通塾は志望校によってはムダな演習が出てきたりしますからね。特に6年生。
うちの場合、過去問でほぼ出ないような演習回は積極的にサボっていたしな。6年の最後の方は算数以外来なくなった生徒もいた。しかし、正直塾に「休む」って言いづらいわけよ。その上、休む度に毎回1万くらいお金が飛び行く感じだし……。



話を戻します。「Z会 中学受験コース」の合格口コミを見ると、塾なしでも浦和明の星やら南山やら開成合格なんて人もぞろいる。「その子が天才型だっただけでないのか?」の疑問はさておき、通信教育としてのレベルとして最高峰であるのは確かなよう。
灘中の算数入試問題を解いてみての長男の感想。
Z会の中学受験コースでいろいろやったのが解くときの発想に役に立ってるっぽい、だそうです。(灘中対策は特にやってないです。)
— はむここ(四児の母) (@hamcocohrk) January 16, 2022
ちなみに、「Z会 中学受験コース」の費用は3年生1教科で月額3740円から(トータル指導プラン)。なお、要点に絞り込んだインプット専門のコースもあり、こちらは同1615円からです。
入塾前、先取り向けの通信教育は易しめの方がいい理由
Z会の中学受験コースはまんま受験対応ですが、「4年から入塾はする予定」「スタートダッシュで差をつける勉強をしておきたい」「その土台となるような低学年向けの通信教育はないか」という方もいるでしょう。
小学生がすららみたいな無学年式通信教育で基礎的な内容で先取り学習するのと、塾や最高水準ハイレベ問題集などでふかぼり学習するのは、どちらが子どものためになるのだろう。うちは小学生では学年相応の学習を教科書ワークでやっていた。授業を大切にする方針。子どもによって合うものは違うのかな。
— カチママ (@kachiikumama) September 17, 2022
中学受験を目指す親にとっては「先取りよりも深掘り」説の方が納得感はあるでしょう。ですが、こと子どもの受験を振り返ってみると「先取り派」はやはり強かった。
おっしゃる通りのハンドレッド 。
小4までに小学課程の算数教科書を全て終わらせ、塾で常にトップ、桜蔭にそのまま合格した女子もいたしな。シンプルな先取りってあなどれんわけですよ。
「小学生好みの通信教育」でどんどん先取りというのも、費用対効果として悪くないんじゃないかと思う。時代は進み、最近の通信教育は「無学年式」流行りですし。
というわけで、この先は「中学受験志望なのに今さら」と思いかねない通信教材をリサーチしてみましたよ。あくまで低学年での提案なので、通塾中の方はスルーしてくださいまし。
先取りで契約してたチャレンジタッチ→先取りスマイルゼミに乗り換え。
来月からスマイルゼミではじまる追加料金なしの【無学年制のコアトレ】に惹かれたから♥
これで算数は中学レベルまでどんどん進めてみたい。
毎月の講座に今は毎日取り組んでるけどシンプルでいい感じ。— かほ 2028中受 (@juken1234567) March 10, 2022
漢字と計算はずっーと先取りできる!スマイルゼミ
まず、実際にタブレットを取り寄せて試してみたスマイルゼミから。



こちら紙教材はありません。すべてタブレットで完結する(※ゆえにタブレット購入の必要はある)。
「学校で習う教科書レベルの解説&問題」と「無学年式の問題」がスタンダードでついていて中受準備・先取り向けの目的なら後者狙いか。
それはさすがにムリだと思いますがね。現時点で小六だったらありえるかもしれませんが。
スマイルゼミの無学年式ドリルには
①小1からの小6までの「計算ドリル」
②日本漢字検定協会提供の「漢検ドリル」
のほか、22年から無学年学習「コアトレ」が新たにスタート。
①算数の計算・数量・図形分野
②漢字・語彙・文の仕組み
サポートセンターに問い合わせたところ、上記はドリルのみ。下記(コアトレ)は詳しい解説画面→ドリルを解くのステップ式らしい。コアトレの方が自学自習向きって感じでしょうか。
どちらにせよ、漢検対応は嬉しいですね。漢検を無料で受検できるキャンペーンなんかもやっているらしい。
スマイルゼミ

無学年式の波は「チャレンジ」にも
「チャレンジ」はね。この記事読んでいるほぼ全ての人が教材取り寄せたりしたことあるのでは?という気もするのですが。なので、詳細は置いておき。


先取り特化情報として、触れておきたいのが「AI国語算数トレーニング」。小学校の全範囲を学年を超えて学べるってやつですね。こちら、22年からスタートしました。
算数 : 計算・図形・数・量
国語 : 漢検対策・語彙・読解
が先取りし放題。
子どものレベルをチェックでき、自動的にその単元からスタートできるらしい。
あとはチャレンジの方が3180円からと安め。紙教材もチョイスできます。
ゲーム感覚で進められるすらら!先取りのベストチョイスか
スマイルゼミやチャレンジで無学年式があるといっても、あくまでサブです。学校のカリキュラムが基本だから、本教材は月ごとの進度になるわけよ。
ならば、すらら
こちらは完全無学年式のデジタル教材です。
計算や漢字などの一部ではなく、小1から中3までの全過程を先取りし放題です。
「すらら」は不登校だったり、しばらく学校に行っていなくてカリキュラムに空白が生じている子の受講も多いそう。逆にいえば、自学自習のノウハウが徹底してるってことですね。
実際、体験版を見てみたけど、アニメもナレーションもなかなかニッチでハマります。ヘンな大仏とか出てきたりしてね。「通信教育にありがちな優等生っぽさ」がなく個人的にはツボでした。


分数入門であれば「B君は虫歯の治療でケーキが食べられないからA君が2人分もらうとして……」みたいな、たとえ話も面白い。難度としてはチャレンジやスマイルゼミより易しめかもしれない。
料金は月額7000円代からとややお高め(入会金もあるし)ですが、専属の学習コーチがつくという大きなメリットがある。
「すらら」入会後、すららコーチの先生から勉強のやり方や親のサポートの仕方についてものすごく丁寧にメール頂きました…。これだよこれ、これまでの通信教材に足りなかったのは…。なんかもう嬉しすぎて泣いている。
— マキータ(林真紀) (maki_hayachi) May 4, 2021
すらら


一括買い取り式の「天神」。自分のペースで先取りしやすい
もう一つ、無学年で対応できるのが天神。
タブレットかPCかを選べるデジタル教材です。



天神の特徴は教材一括購入ってことですかね。毎月、ある範囲の教材が届くのではなく、どどんと1年分とか届くのね。
「算数だけ」のような選び方もできます。
4教科、6年分みたいな買い方をするとすごい金額になりますが、算数だけ1学年分ならば5万円台とかかな。学年によるけど、月額にすると他の通信とそこまで変わらないかもしれん。
一括で届くと「途中で飽きたらどうすんのよ」的懸念が生じる反面、「なんしてでも習慣化しなくては」というバイアスが働き(親の)仕組み化もしやすいかもしらん。
ともあれ、問題の解説はかなり詳しいです。中学受験向けではないけど、私立の過去問も扱っています。易しいものから難しいものまで、難度のレンジは広いんじゃないですかね。



映像授業のレベルは随一!東進オンライン小学部
東進オンライン学校 小学部はオンライン授業の通信教材ですが、四谷大塚と東進が作ったというのが最大の売りですね。


と、一瞬思いますが、難度としてはそのレベルではないです。最初の方でちょっと触れた「進学くらぶ」とはコンセプトが違う。教科書レベル(プラスαくらい)のめちゃくちゃおもろい映像授業というのか。
そもそも「先取りはレベル高すぎじゃないものをやった方がいい」とわしは思っています。
で、最近になって東進オンラインは先取りサービスを始めたんですよ。お申込み学年の上下1年は全範囲の授業がいつでも受けられます。小3で申し込んだら小4まで受講できるってことね。


小1から小6までのオール無学年式でないのは残念ですが、3年分の授業を自分でチョイスできるのはメリット大かな。なお、現在、14日間お試し入会キャンペーン実施中とのこと。



上記ブログで小学部の内容もちょこっと触れています。1年生なら1980円から。値ごろ感はありますね。
紙教材ならポピーで学年上げる手はあるか?
えっ!ポピーまで触れるのか?と思ったあなた。ええ、ちゃんと今回、見本教材も取り寄せましたよ。


「なんだかんだ、やはり紙に限るな」派にはポピーは悪くない。
カラーなのが嬉しいですが、ごちゃごちゃし過ぎてなくて集中しやすいデザインです。また、サイズ感が使いやすそう。見開きで学校のテスト用紙くらいあります。低学年のドリルはこれくらい大きくなくちゃ、というのがある。
低学年に限らないか。「小さいスペースで問題解くな、なんなら拡大コピーして解きなさい」と佐藤ママも言っていた気がしますが、予習ベースと考えるとそれは特に。
ポピーって小学生にお馴染みのポチの「漢字ドリル」や「計算ドリル」を作ってる会社だったんですね。なので、学校教材のノウハウはみっちり。
もちろん、そこはデメリットもあり、ポピーは「教科書ありき」の構成ではある。1ヶ月分のカリキュラムも決まっているのでまとめて先取りはできないのよ。ポピーで先取りするとしたら学年上げての受講になります。一学年どころか、二学年先取りしている子もいたな。


そうですね。
また、ポピーは費用も比較的手ごろです。23年の春からはデジタル教材も拡充し、若干値上がりするようですが(月額2900円~)、にしても手頃な通信教材であるのは確かでしょう。
中学受験の先取りに向く通信教育まとめ


というわけで。
ドリルオタクであった自分からすると、今回のテーマはいまさら感あり過ぎて少し前まで書くのをためらっていたのですが。色々取り寄せてみて、いまさらの通信教材こそ「先取りに向くんじゃね?」と再認識したところもある。
まぁね。
どっぷり中学受験ってテーマならキングは「Z会 中学受験コース」ですが、低学年の単純先取りメインなら「スマイルゼミ」や「すらら
目的やタイミングによって、後の成果も異なってくるところなので詳しい資料取り寄せるなり、公式サイトなどでしっかりリサーチがおすすめです。












