中学受験をする前、「子どもが遊びながら賢くなる方法はないのか」みたいなことをずっと考えていたわけですよ。
なんとでも。すべてではないですが、今回は子どもが小さな頃、親子で遊んだ知育玩具を紹介します。
対象は3才から小学校低学年(一部小4、小5)を想定。GWや長い休みのレジャーのおともに、はたまた小学校受験を控えたお子さんにも有用かと。
ゲーム→パズル→国算 →理社グッズ等々と後半になるにつれ、勉強色の強い知育玩具になりますよ。
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親だって楽しめるゲーム&将棋
まずアプリではないゲームから。
誤解を恐れずに言いますが、親主導で遊びを考える以上、親がやっても面白いと感じるかどうか。これ、非常に大切なポイントです。
以下で紹介する商品は「親がやっても楽しかった」目線が基本となります。
赤い車を駐車場から出して!「ラッシュアワー」

日本人が開発し、世界で300万個売れたゲームだそうです。混雑した駐車場から他の車をスライドさせ、赤い車を出すルール。
本商品と次の「ブロックス」は空間把握能力が向上すると聞いて購入。
でも、実際、集中してやっていると脳から何かが出てくる感じがしますよ。
プラスチックの車は安っぽいですが、ハマります。
1人向けのゲームなのですが、親も子も夢中になり、取り合いになったことも。
車というと男子向きのイメージながらこちらは男女関係なし。1ゲームがサクッと終わるのもグッドです。未就学児からできるんじゃないですかね。
親も子も集中力増強系「ブロックス」
ラッシュアワーが気に入ったらブロックスもどうぞ。こちらは陣取りゲームで、頭の使い方は「ラッシュアワー」似。要は集中力増強系です。
ルールはカンタンなので未就学児も出来ますが、脳みそは絞られます。
オセロにも似ているけれどオセロよりも「戦っている感」が味わえる。子どもが年長から低学年にかけ、親子で一番遊んだゲームでした。2人~4人用。
ルールは単純でも白熱する「ねことねずみの大レース」
シンプルながら頭が絞られるドイツ製のゲームです。
ネズミの住処から遠くに行けば行くほど大きなチーズ。しかし、遠くに行くほどネコに食べられる危険もあり。ネコに襲われず、大きなチーズをゲットしたネズミが勝ちというルール。2人~4人用。
見た目はコマの数も少なく「チビッ子向けかな」と思いきや、予想以上の面白さ。その時は大人と小学校低学年2人、4才児1人でゲームして白熱。4才児はネコが怖くて泣き出しましたがね。
ルールも単純だからこそよし。「幼児や小学生&説明書を読むのが面倒な大人」が一緒に遊ぶとすれば、シンプルなものに限るってことです。
「スタディ将棋」か、女子にはたまらん「ハート将棋」か
忘れてはならない、知育ゲームの50年選手です。
ずっーとずっーとブームは続いていますが、子ども用にはくもんの将棋が使いやすいです。
駒の動きも書いてあり、初心者でもすぐにゲームが始められます。木製ながら手ごろな価格も良しで、うちもこれを買いました。
しかし、当時はなかったハート将棋。
マザーズ・ガーデンのままごとセット好きだった母には「ちょっとたまらん系」の可愛さです。将棋はあまり興味ない系の母や女子も積極的にトライしたくなりそうな。
お疲れ母には癒しも必要なのです。癒されて、知育になるならこれまた最強ではないですか。その路線の知育玩具も挙げてみます。
飾ってオシャレ、算数も得意になるパズル系
もう、なんとでも。パズル系おもちゃは算数の素養づくりにピッタリです。
でも、どうせなら「母が買って嬉しい」玩具が欲しいじゃないですか。一度で二度おいしい系のオシャレ知育玩具を以下に。
頭脳を活性化する仏製パズル「カタミノ」
発色の美しさは見ているだけでうっとりしますが、これが意外と難しい。平面にうまく敷き詰めるもの、ピースで立体を作るもの、2人で競うもの、遊び方もいくつかあります。
対象年齢に3歳から99歳までとあるように、孫からジジババまで楽しめます。1人~2人用。
四目並べで注意力アップ「クアルト!」
レビューを見ると、大人同士でやっている人も多いよう。出しっぱなしで、そのまま飾っても気分は上がります。2人用。リーズナブルなミニサイズもあり。
発色鮮やかでリーズナブルな傑作「賢人パズル」
幾つかのピースを重ね、立方体を作るパズルですね。商品名はいかにも知育玩具って感じですし、価格も安かったのであまり期待していなかったのですが、こちらも発色が鮮やか。
しっかりした作りで未だ部屋に飾っています。
購入したのは子どもが小1の頃だったか。少し遅いかなと思ったのですが、問題の最後の方はかなり難しい。この手のパズルは親よりも、子どもの方が得意ですね。1人用。
※なお、知育玩具って結構高いよなと思うあなた。まったくもってその通り!昨今はサブスク的なサービスもいろいろ出てるなぁ↓
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立方体の展開図が得意になるパズル
中学受験の頃、娘は立方体の展開図が得意でした。
サイコロの展開図って11種類あるのですが、塾で教わる前から理解していた。どの角とどの角が、くっつくとかもね、展開図を見ただけでわかりました。
ひとえに、何度もパズルでサイコロを作ってきたからだと思います。
丸いフォルムも作れる「カーペンターブロックミニ」
こちらはバケツ型の容器ともオシャレ要素に惹かれて購入したものですが、ピースによってはサイコロも作れます。
というか、複雑な形を作るのはなかなか難しかったのか(購入時は幼児)、サイコロばっかり作ってたような。円形などのフォルムにも可能というのが売りのブロックでしたが。
今見ると、楽天でしか扱いがないようですがね。(21年3月現在、楽天にもない!!)
売り切れ続出の磁石プレート「ピタゴラスプレート」
大人気のピタゴラスプレートです。四角形や三角形などのパーツがあり、磁石でくっくくようになっています。で、何も作れない子が真っ先に作るのがサイコロ型。
私が購入したのは当時、品切れ続出メチャクチャ高い値段がついていた。現在は比較的安価な学年別のシリーズもあります。
就学前から高学年向けまで、算数の図形学習に特化したバージョンです。高学年向けでは角柱や多面体も作れるようです。
積み木遊びとしてはパーツは少ないかもしれませんが、確かな学習効果を期待したいのなら、こちらを買った方が早いかもしれません。実際の学習時期にも大いに使えますしね。
語彙を増やす、ことば遊び玩具
ミニ作家製造グッズ「ストーリーキューブス」
ここ何年かの、知育玩具で個人的な傑作といえばコレ。賞も取っていたような。
絵が描かれたサイコロを転がし、出た絵を見ながら即席でお話を作っていきます。もちろん、正解なんかありませんよ。想像力、創造力開発系です。
親子はもちろん、大人数でやっても盛り上がりそうですね。このキューブを使用したワークショップも時々開催されているよう。自分が子どもの頃にこういうおもちゃが欲しかったなと思います。
コンパクトなので旅の移動時間や、待ち時間の予想されるお出かけのお供にも。サイコロにはオリジナル編、冒険編やおとぎ話編、ムーミン編などもあります。
語彙力を高めます「ワードバスケット」
水道橋博士が絶賛していましたから、結構有名かもしれませんが。こちら、しりとりの魅力を最大化したカードゲームです。
確かに。うまい説明ではありませんでした。言葉尻を捉えるだけのしりとりを、よくぞここまで面白く昇華した!と言いたかったのです。
このゲームは人数が多ければ多いほど面白いのですが、大人の方が思いのほか言葉が出てこないものでね。「あれ、なんだっけ?」っていうね。
その意味で大人の脳トレ、子どもの語彙力強化に役立ちます。子どもが小さい頃、「辞書」を見ながらやっていいルールを独自に作りましたら、新しい言葉をどしどし覚えました。
社会や理科に直結する知育玩具
くもんの日本地図パズルほか社会系
これはド定番ですが、地図パズルは絶対あった方がよい知育玩具だと思います。特に中学受験をする予定なら。
未就学児、または低学年のうちに地図が頭に入っている子は社会に苦労しません。
もちろん、サボればひどい点にはなりますが、基盤がありさえすれば、得意にすることはラクです。
「雀100までなんとやら」ではないですが、暗記モノって楽しみながらやった方が絶対頭に入りますでしょう。特にチビッ子は何度も何度もしつこく繰り返したがりますからね。
このあたりもね。社会は知育玩具効果が期待しやすい科目だと思います。
一つ買ってみて、子の反応がいいようならば低学年のうちに社会学習的なグッズを買い揃えるのも手だと思います。その際、親の方は「忘れて当然」と考えるとよいです。そう思っておけば、思いのほか、残っているものですよ。
理科ね。わが子がとにかく苦手な理科でしたからね。実験道具などはいくつか購入しましたが、うちが使っていなかったものの方が縁起がよい気もします。
電脳サーキット100
Amazonで見たらばスコブル良さげなのであげてみました。ぱっと見、入試問題に出てきそうな回路だったり、スイッチだったり。実体験でやっていたらば電流はもしや得意になったかも、等と妄想してしまいました。
中受レベルの物理は基本部分を完全理解してさえいれば、本来応用につなげやすい(らしい)。実際に手を使い、アレコレ操作してきた子が基本の完全理解へと進むのでしょう。
こういうのが「好きで、楽しくてたまらない」お父さんがいる向きはバージョンアップした3D版も良いかもしれません。少し高いですが。
20年から小学校でもプログラミング学習が必修化しますからね。その流れを受け、ロボット系のおもしろ玩具ぞくぞく。その手の教室もぞくぞく。
レゴ好きはたまらない!「Z会プログラミング講座」

自分が作ったレゴが動くんですよ。レゴのバスを停車場に停めたりね。ブロックで作った「おやつ」を自動で出すスタンドが出てきたりもする。
Z会お試し。
Z会のプログラミングってレゴWeDoだったのね。レゴ本家のプログラミング教室に教室行くより安価(月々5千円ほど3万〜のキット含み)で、キットが初回についてくる。これはかなりいいんじゃないか。 pic.twitter.com/gbx832T9Bg— 白玉あん子@小2年長 (@ShiratamaANKOD) June 17, 2021
レゴ好きでなくとも心躍りますよ。チビッコが鼻息荒くなるのもよくわかる。
踊るレゴロボットを作ったりね。要はレゴの動きを自分でプログラミングしていく。大人でも「おっ!」と思うような仕掛けが多いのが特徴。
個人的に気に入ったのが、紙のテキストもついてくるってこと。書き込み式で一つずつプログラミングの基礎を学んでいきます。

なお、Z会のプログラミング講座は種類も多く、上記のレゴ講座のほかソニーの「KOOV」(というブロックパズル)でロボットを作る講座や、3か月で終了する「はじめてみる講座」(月額1980円)もある。資料請求するとキット代10000円引きキャンペーン情報なども届くので興味のある人はぜひ。
→※23年4月、残念ながらレゴ講座の新規受付は休止している模様。しかし、ソニーのKOOVは健在です。Z会なら市販の半額でキット買えます。


スマホで動く段ボールロボット「embot」
こちらは4800円と比較的買いやすい価格帯ですね。評判もメチャクチャよい段ボールロボットです。対象は小学校低学年くらいでしょうか。スマホやタブレットの操作でロボットを動かすのだとか。
こちら公式サイトの動画を見ましたが、算数苦手、理科苦手、工作苦手、ブロックも苦手の文系小学生(男子)がロボットを作り、作曲のプログラミングする過程が感動的でもあったな。
おしゃべりする磁石!?「Mascot 磁気ボール」
もう一つ最後に。「なんじゃこりゃ」的な磁石グッズを見つけたのでついでに。
Mascot 磁気ボール ネオジム磁石ボール 直径25mm 科学マグネットパズルおもちゃ知能開発子供磁気ギフト10個入
この磁石、くっつく時にしゃべる?みたいです。「何を言っているんだ!」と思われそうですが、「カタ」と言ったり「がんがん!」と言ったり。子どもの知育グッズにもなり、ストレス解消にもよく、レビューによると指の痺れが直った人もいるらしいです。

かもしれません。「騙されたと思って」を枕詞に買ってみようかな。












