6年生合格スぺ

受験でお腹が痛くなったら?そんな腹痛持ちが塾にわらわらいた話

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こんにちは。中学受験100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友です。受験本番が近づきますと目の色が変わる子どもたちが増えてくる分、体調不良に陥る子どもたちも増えましょう。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
ハライタとかな。カエルはお腹を冷やしやすいから。

 

カエルの話はどうでもいいのですが、過敏性腸症候群っぽい症状の子は年末年始、受験本番まで増え続けます。「本番で腹痛になったらどうするか?」親としては気が気ではありません。

もとより、お腹の弱いお子さんはその頻度も増し、頻度が増すことで親子ともども緊張感も増し、緊張感が増すことでさらにその頻度が増す。悪循環に陥りがちです。

さっさと病院に行きましょうという話ですが、病院行っても整腸剤もらっておしまいだったりですね。

「ストレス掛けないようにね」と受験生にはほぼ意味のないことを言われて、おしまいだったりですね。ああ、実にありがちです。

というわけで、今回はそんな受験時のストレス腹痛について。同類相憐れむではないですが何を隠そう、受験中、わが子もそのクチでしたからね。当時の体験談をお送りしたいと思いますよ。

過敏性腸症候群?駅のトイレから出られません

娘はもともと便秘がちだったり、下痢になったり、腹痛を起こしやすい子どもでした。わたくし自身も「赤玉はら薬」を常に持ち歩いているような小学生でしたので、「子どもの腹とはそういうもの」くらいの認識だったのですがね。

ただ、6年の11月ごろでしたでしょうか。子どもの塾は自宅から地下鉄で3駅ほど先の場所にあったのですが、「お腹痛くなって駅のトイレに入ってて遅刻した」みたいな話を耳にするようになりましてね。

最寄り駅まで迎えにいくも、なかなか帰って来ず、おかしいなと思っていたら「駅のトイレに入ってて遅くなった」とかですね。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
塾のトイレじゃないのか。

 

そこは女子、塾のトイレに長居するのは恥ずかしかったのかもしれませんね。娘は受験直前期も表面的には淡々としておりましたが「受験のストレスなのだな」と思いました。

ある日、顔を見たら唇の端っこだけが奇妙に腫れていたこともありましてね。ネットで検索しますと、クインケ浮腫というものに近い気がしました。ストレス性のものらしく、腫れは数時間で引き、その後、再発することもなかったのですが。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
受験生は大変だな。

 

まったくおっしゃる通りのハンドレッド。
受験近くなって胃痛や頭痛を訴える子もいると聞きます。こうした体調変化が子どもに生じますと、親としても「うっ!」という気持ちになりましょう。

「中学受験をさせる親」「中学受験をさせられている子ども」というフレーズが頭のなかでぐるぐる巡りましょう。かといって、ここまで来て撤退もできません。

腹痛対策としてはエビオスを飲ませたり、受験生のお守り「ストッパ下痢止め 小中学生用」を持たせたり。ホッカイロをお腹に貼るのも一定の効果はあるようでした。

 

あとは1月受験で本番の空気を感じつつ、少しでも緊張感に慣れさせるくらいしかないのかな、と思ったりしたのですが。

腹痛女子は娘だけではなかった

幸いというか、子の腹痛は授業中やテスト中に起こることはありませんでした。塾のトイレで長逗留をすることもなかったので、その時点で娘の腹痛を知る塾友はおりませんでした。あまり知られたくもなかったのかもしれませんがね。

さて、直前期特訓が始まった頃のこと。

ある女の子が授業中、「あー、お腹が痛い。お腹が痛い!」
言いながら、演習問題を解いていたようです。

その子は次の日にも「あー、またお腹痛くなってきた!」
言いながら、問題を解いていたようです。

お昼休みの時、娘は近くに座っていた腹痛女子を含む複数女子とご飯を食べました。

女子1「そういえば、お腹痛かったんじゃないの?」
腹痛女子「今は大丈夫。最近、よく痛くなるんだよね」
女子1「ホント?実は私も。ビオフェルミン、飲めってママが」
女子2「私も時々痛くなる―。授業中とかだと悲惨だよね」
腹痛女子「そうなんだ。病院行ったら、ストレスじゃないかって言われた」

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
受験生は大変だな。

 

まったくもっておっしゃる通り。
しかし、これを聞いた娘、「そうかそうか、みんなそうか!」「自分だけじゃなかったのか!!」とすっかり気分が軽くなったようでした。以降は駅のトイレ長逗留も減っていきました。

2月を迎える頃には「本番で、お腹が痛くなったらどうしよう?」的な心配はほぼなくなっていた記憶があります。

 

で、結論は受験前の腹痛に「同類相憐れむ」は有効。

腹痛ネタを話せる友人の登場は、整腸剤を飲むより効果的かもしれません

今回の話は実はただそれだけなのですが、お子さんが過敏性腸症候群などで悩んでいる場合は「同じように悩んでいる中学受験生がたくさんいる」ことを教えてあげてください。

塾の友達であったり、小学校の受験組であったり、近しい人ならなおよいのですが、探せなくとも思う以上にたくさんいるはず。

「腹痛=下痢=トイレ長逗留」は身体がキツイだけでなく、年ごろの少年少女にとって恥ずかしいです。一方で「友達にそんな姿を見られたくない」→「意識することで却ってなりやすくなる」という側面もあったり。

「自分だけではない!」「世に腹痛仲間はたくさんいる!」と思えば「トイレ長逗留」もなんということもなくなります。腹痛もやがて治まりますよ。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
安心しろ!オレもハライタ常連組だ。
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