絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
吉祥女子スぺ

長すぎる吉祥女子の読解問題を50分で解き切る方法(国語過去問)

結論から言いますと、吉祥国語の入試問題はそれほど難しくはありません。

けれど、まったく点が取れないという子もいるでしょう。吉祥の難しさは問題そのものではなくその量の多さにあるのです。問題文が長い上に、設問自体が問14くらいまであったりします。正直に言うと、私も当初50分では終えられませんでしたし、数年ぶりに今解いたとして、やはり50分で終わる気はしません。

子どもが5年生の初期、試しに吉祥の古い過去問を解いたことがありました。確か70分くらい掛かって、その挙げ句30点台とか。まぁ、そういうこともあるものでしょう。そこで、6年になる2月頃からは吉祥国語のママゼミをスタートしました。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
直前に受けた四谷の国語も悲惨だったしな。

ハンドレッド先生に言われる筋合いはない気がしますが、おっしゃる通りではありましょう。その詳細は国語トップの子が43を取った話に譲るとして、本来は文系優位できたわが子です。国語で転ぶわけにはいきません。だからこそのママゼミ開設でした。

国語の過去問は5年から始めてもいい

過去問は早くやり過ぎても意味がないといわれますが、国語は別でしょう。5年以上古い過去問は前倒しで解いてしまってよいと思います。

さて、実際にママゼミでやったのは過去問を親子それぞれで解く。解き終わったら解答用紙を交換。丸付けしながら間違った答えについて話し合う。親子でミスしやすいポイントを探っていくというものでした。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
面倒だな。そんなこと、オレはやらないぞ。

ハンドレッド先生はやらないことでしょう。正直なところ、私自身、一緒に解いたのは最初の数回のみです。あとは子が問題を解いている間、本文と解説だけ読んだり、子が間違えたところを解くような感じでやっていました。

塾の方も忙しくなる頃合いですからせいぜい月に1、2回程度。1回につき1時間半程度。過去問すべてをやるのは大変なので、今日は物語文のみ、今日は説明文のみなど大問を区切ってやっていました。

時間を計ることで読解が早くなる不思議

最重要ポイントは時間を計ることです。

吉祥国語は大問1と大問2が読解問題、大問3が独立した漢字問題です。

漢字が1、2分で終わるとして、読解一題につき24分程度で終わらせたいところですが、当初子どもは35分くらい掛かっていました。まるまるやれば70分。これではマズイでしょう。

ところが。

何度か時間を計るうち、自動的に解く時間は早くなりました。

自動的に、というのは言葉通りでスピーディに解くコツを教えた記憶はないのです。時間を計っていたら、25分を切るようになっていた。読解といえど、計算と同じで時間を計れば早くなるようなのです。

やがてはサボり気味だった母よりも早く終え、点数も母より上という、「ママゼミ」の存在意義が揺らぎそうな事態も発生します。過去問を本格的にスタートする頃には本文の長さ、問題量の多さに苦しむことはなくなっていました。

他の教科より先行して過去問を解いていたためか、合格者平均点に達したのは国語が一番早かった気がします。

四谷大塚の志望校判定テストで大コケし、6年からの合不合もチンケな点数しか取れなかった国語ですが、こと過去問の国語に関し問題はありませんでした。その点、「四谷の国語は気にしなくてよい」とアドバイスしてくれた塾の先生のいう通りだったと思います。

吉祥国語が40点でも合格した子はいる

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
なんかさ、珍しくすんなり行き過ぎてね? これじゃあ、ホントに国語が苦手な奴の参考にならんじゃろ。

ハンドレッド先生のおっしゃる通り。確かに、人の子がスムーズに点数を取れている話ほど面白くないものはないのです。感情論だけではなく、この取り組みの再現性について疑問をお持ちの方もいることでしょう。

我が子の場合、Y偏差値43を取ったことこそあれど国語は得意でした。かつ、もともと作業の速いタイプだったということは断っておいた方がよいと思います。

では、そうではない場合。

国語が本当に苦手であるとか、じっくり考えたいタイプであるとか、時間を計って何度やっても大問一題につき40分くらいかかるのだとか、時間を掛けても合計点が40点くらいでもう絶望であるとか、そうした場合はどうするのか???

国語の勉強法はまたどこかで書きたいとは思いますが、吉祥の国語過去問が壊滅的に悪くても無事合格した子どもを私は二人ほど知っています。

確か30点とか40点とかを連発し、その他の教科は良かったり悪かったり。自分の子の合格も危うかったあの頃、しかし、私は同時にその子たちの合格も危ぶんでいました。彼女たちがどのように国語力を引き上げたのかは不明ですが、上がったのは受験直前期だったはず。

「6年夏以降は国語は伸びない、読解よりも語句・漢字をやった方がいい」とはよく言われることです。確かにそういう人もいるかもしれません。しかし、あまりに雑すぎませんか?あと一か月ならいざ知らず、入試まで半年あるならひと仕事できそうでしょう。

過去問は学校からのメッセージだと言われます。

解いてみた吉祥国語から私がそのメッセージを読み取るならば、↓の感じ。

「難しいと思ってもパニックにならず、あきらめないこと。落ち着いて考えれば打開策が見えるものです」

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
体に火がついているのにパニックにならない、オレを見習えってことだ。

「お母さんが教える国語」には吉祥国語解説が!!

ハンドレッド先生のよくわからない精神論ばかりではなく、勉強のコツも紹介いたしましょう。といいましても、一つ目は本を紹介するだけですが。

「お母さんが教える国語」(早川直子著)という、分厚い中学受験の国語本があります。これは類書の中でも難易度がかなり高く、私にもすべては実践できませんでした。

とはいえど。

久しぶりにめくりますと、『6年生の秋からでも必ず成果は表れる』の一文が。同書には「十二月、一月の秒読み段階になると、とにかく頑張るという一念で、どの子も時間内にやり終えるようになってきます」ともあります。この言葉に励まされる親子は多いのではないでしょうか。

吉祥過去問で困っている人は特に一読をおすすめします。

なにしろ、実践編として2005年の吉祥の入試問題が掲載されているのです(注:掲載は新版ではなく旧版です)。詳しい解説、解き方のポイントとともにざっと40ページほど。赤本にも、学校で配られる冊子にも、私の知る限り、ここまで詳しい吉祥国語はありません。この本のセオリーである細かい印つけができない母にも、きっと役に立ちましょう。

吉祥説明文の裏技 1パラグラフずつ解く

まっとうな本を紹介した後に何ですが、まっとうな国語の先生が嫌がりそうな裏技も紹介しておきます。

我が子は吉祥の国語が稼ぎ頭でしたが、「吉祥の説明文をちゃんと理解していたのか??」と問われれば間違いなく理解していませんでした。

過去問の説明文を読み込むことで、多少の肌感覚は養われたとは思います。

しかし、当然、入試は一期一会。20数分で14問解かなきゃならないのに、その上、真の内容理解など大人だってムリでしょうよ。

読解問題において、「本文を最後まで読んでから問題を解く」派、「設問を読んでから本文を読む」派とは真っ向から対立するようです。

はて、親である自分はどうやって解いているかと考えた時、そのどちらでもありませんでした。

1パラグラフずつ、もしくは傍線部分までの区切りで読む、読みながら都度問題を解く、それが自分にとっての最良で最短の方法だったからです。

「全体の論旨がぼやける」と反論する向きもありましょうが、難解な説明文、論説文の場合、読んでる端から意図がわからなくなりますでしょう。歳を取って集中力が欠けたせいもあるでしょうが、最後まで一気読みすると、ますますわけがわからないわけです。俗にいうベストではなくベターである、という話ですね。中学受験はそもそも満点を目指すものではないので、迷いなく子にもこのやり方を推奨しました。

「わかりづらく長い説明文」から「わかりづらく短い説明文」へーー。

苦手だった説明文はいつしか物語文よりも安定して得点できるようになりました。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
わかりづらくても短いなら許してやる。オレもやってみよう。

説明文に絶望している人は試してみる価値はあると思います。

吉祥の場合、傍線部に関する設問の答えが何段落も先にあるということはまずないので、十分通用するでしょう(逆に「答えを離したがる」イジワル学校向きではありません)。

なお、うちの場合、物語文は最後まで読んでから問題を解くように、話していました。大人なら経験値から先の展開やテーマなどを推測しながら読み進めることも可能ですが、小学生には若干難しいかなと思った次第です。

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燃えるハンドレッド先生の友
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20XX年2月1日、受験終了組のマザー。 偏差値60台を目指しているのに「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。