絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
吉祥女子スぺ

第一印象の悪かった吉祥女子の説明会に6回は行った話 その2

 

吉祥女子説明会のつづきです。

ブラックフォーマル着用の母たちにショックを受けた吉祥女子ですが、翌年も過去問欲しさに再訪しました。吉祥は説明会で原寸大の過去問が配布されるのです(※)。

昨年のみそっかす気分を胸に、私にしてはフォーマルな服装で行きました。すると、どういうわけか、黒い人々が減っているではありませんか!!ニットにワンピース、チュニックにパンツ、たまにスーツみたいな人もいましたがニット母が浮くようなことはありません。

去年のアレはいったい何だったのか!?

結局、通算で5、6回は吉祥の説明会を訪れましたが、服装問題でみじめな気持ちになったのは最初の一度きりでした。

なお、5、6回の訪問のうち、一度は開始後15分で抑えがたい体調不良に陥り、生徒の5分間スピーチが5時間にも思え、たまらずに退席しました。学校から出、近くの公園のトイレでしこたま吐き、のちにノロウィルスと判明。よりによって第一志望の説明会でこうなるとは!!

受験直前期ではなかったのが幸い。もし、どなたかに感染していたらこの場を借りて謝罪します。

なお、入試前にこの出来事を思い出し「あのような粗相をしたがゆえ、罰があたって落ちるのではないか?」と脳裏を過ったことは言うまでもありません。

しかし、志望校において何某かのマイナス体験(?)をされた方、いずれまた書きますが、受験と縁起は関係がないようです。どころか縁起が悪いくらいの方が当たりは出やすいように感じます。

学校のマイナス面が子どもに合うことも

 

脱線してしまいましたが、結局、3年間、毎年行き続けた説明会は吉祥女子だけでした。

「偏差値帯」「自由な校風」「進学実績」「女子校」「地の利」「子どもがまぁまぁ気に入っている」

突出した何かがあるわけではないけれど、バランス感はとてもよい。実はこうした「まずまず感」こそがわが子に合っている、「まずまず」な感じが、わが子そのものではないかと思ったわけです(さて、どっちに失礼なのでしょう?)。

ここで、文化祭の体験も書いておきましょう。

ある年の文化祭の季節、前週に渋渋に行き、翌週に吉祥女子に行きました。別項で触れますが、渋渋の文化祭はすごいのです。

昨今のバーゲン会場よりよほど混んでいるわけですが、わずか十数年生きたに過ぎない少年少女たちがそれは、見事な客さばきをするわけです。展示物の説明も完ぺき。「出てこい、未来のリーダーたち!」って渋渋イメージではないか?と予習シリーズを勘繰りたくなります。

ともあれ、娘は非常に楽しんで「渋渋いきたい」くらいのことをのたまっておりましたが、学力的にも客さばき力(?)的にも無理じゃろうと親の方は冷静でした。

翌週の吉祥はそこそこの人の出入りで、渋渋のようにわが子を見失う危険性はない混み具合です。

女子校の文化祭というのはおそらく共学や男子校(未訪問ですが)に比べおそらくパワーは劣ります(逆に言えば、在校生にとっての負担は少ないと思われる……)。

いくつか見た共学にはゲームや迷路などのアトラクションもありましたが、吉祥女子は展示物が中心の作りでした。これは私が訪れた他の女子校も似たような感じでした。

さて、吉祥。中学生のクラスで展示物を見ていた時、受付の子に質問をしますとこう返ってきました。

えーと、えーと、すみません……(隣のお友達を見て「何だっけ?」)

客である私は、何も発見してやいないのに

「でかしたぞ!ユリイカ!」

って気分になりました。

大人に話しかけられ、流ちょうな語りで返し、そのまま広報助手にでも使えそうな渋渋生と、不安げにお友達に助けを求める吉祥生と。

自分も古く遠い過去には間違いなく後者であったわけですし、わが娘の居場所も間違いなく後者だと思われました。

学校選びはポジティブな側面ばかりで決めるわけでもないなと思います。

私の場合、吉祥の良いところよりも、やや悪いところ、相手によっては単なる悪口になってしまうような部分にこそ惹かれました。

(なお、学校ビデオに出てくるような子はたいてい優秀な語り部だったりするので実際の生徒と話してみるのが一番だと思います)。

「この学校に行きたい!」そう言える子は少ない

最後に、「子どもの希望」について少々。

娘の場合、学校に足を踏み入れるや「ここはイヤだ」というものはあったものの、「ここに行きたい!」というインスパイアはどこに行っても生まれませんでした(※渋渋は除外)。

吉祥女子は文化祭の屋台が楽しかったのでよい、サッカー部があるからよい(4年の時はサッカーを習っていた……が、途中で辞めて受験時にはサッカー熱はすっかり冷めていた)、何より一番の理由は塾のお友達も志望してるからよい。

よい、よい、よい、ベストではないが、ベターという志望理由です。

周囲の話を聞くに、「どうしてもここ!」というドラマティック・チャイルドはそう多くはないようです。

偏差値帯を見て、あとは校風、進学実績などでお母さんがだいたいのところを決める、それを子どもが決めたように誘導する、そんなところでしょうか。

ところで、「友達が行くから行く」は女子にはありがちですが、危険因子をはらんでいます。

6年になると、第一志望校変更者が続出します。

わが家の場合は最も気持ちを上げなきゃいけない秋に、「友達が行かないから」という理由で娘の吉祥熱がだんだんと冷めていくという悪夢のような経験をしました。

「友達のいない、文化祭の屋台が楽しいというだけの学校に行くために、なぜ、休みの日に10時間も勉強しなきゃならんのか!?」

という疑問が生じるのはごもっとも。このモチベーションの低下をどうしたものか……、当時は非常に悩んだものです。ですので、第一志望に強いインスパイアまで感じる必要はないけれど(感じるのならもちろん、迷わず突き進んでください!!)

「友達が行くから」は志望理由の二番目か三番目くらいにしておいて、もっと強い一番目の理由を親御さんは誘導してあげてください。

それがわからない!? だったら少し考えておきます。

※吉祥女子は秋以降の説明会で前年度の入試問題を無料で配布します。しかも、3回分すべて。第1回分は貴重な原寸大。2回目、3回目は原寸大ではないものの紙質もよし。

低学年から学校説明会に参加して5、6年分の過去問入手も可能。なお、過去問を無料配布する学校はそれほど多くはありません(行った限りでは光塩女子、品川女子、頌栄あたりはもらえたような…)

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20XX年2月1日、受験終了組のマザー。 偏差値60台を目指しているのに「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。