今回は英語の成績がフツーすぎ、Z会中高一貫コースの英語を受講したところ、Z会の全体テストで偏差値37に!!
そのショック療法(?)で勉強するようになり、成績が急上昇した中学生の話。というか、うちの娘の話です。
Z会中高一貫コースの英語については下記にも少し書いたのですが、リニューアル後(19年春以降)の内容が薄めだったので本日は追記の教材レビューです。

なお、Z会の英語は中学校の教科書が『ニュートレジャー』のお子さんには特におススメですよ。
Contents
中高一貫の先取りしていたはずが、英語の成績はフツー
まず、うちがZ会中高一貫コースの英語を始めた1つめの理由ですが。
冒頭に書いた通り、中学に入り、英語の成績がフツーだったからです。フツー。
そう、上等です。
でもね。
他の科目ならいいんですよ、別に。だけど、英語だけは、英語くらいは、「上位3分の1くらいに食い込んで欲しいな。食い込んでくれるよね?」みたいな気持ちがあったわけです。中一頭の英語なんてメチャクチャ簡単ですし。
そのために、入学前から先取りワークみたいなのをやっていたわけですし。



えーとね。ほんのちょっとだけ脱線しますと学力にそぐわない学校に入ると深海魚になりますよ、みたいな説があるわけです。


しかし、結論から言ってあまり関係ないです。
御三家とか早慶とか渋渋とか、偏差値65以上の学校に入ってしまえばそうなのかもしれません。どうしようもなく歴然と、地頭が違う生徒が勢ぞろいしていそうですからね。
一方、偏差値60前後までなら「努力でなんとかしてきた」層が少なくない。
なおかつ英語はスタートも同じ。英検何級持ってるとか、公文やら幼児英語やらやってきた子どももいるかもしれませんが、中学受験で1年2年と遠のくと英語力はめちゃくちゃ下がります。
英検4級持ってるのに「中一のテストで追試!」みたいな子も珍しくありません。これ、ホント。残念ながらホント。



なので、マジメにやれば他の科目より、伸びやすい科目なんじゃないかと見込んでいたわけです。



こちら↑にも少し書いてますが、実は「答え、見てた」みたいな事実があとから判明するわけですけどね。
娘の学校は中一の間は偏差値が出ません。順位も出ません。通知表の評価も1学期と2学期は出ません。けれど、なんとなーくテストの点数から(平均点は出る)パッとしない感じはわかる。
そこで、入学前から迷っていたZ会中高一貫コースの英語を取り始めたわけです。
Z会の通信教育 資料請求

口コミ:『NEW TREASURE』ならZ会英語はベストです
うちがZ会中高一貫コースの英語を始めた理由の2つめ。
学校の指定教科書が『ニュートレジャー』だったからですね。この教科書に対応した市販教材はありませんが、Z会の通信テキストはカリキュラムが『ニュートレジャー』と同じ。
ニュートレジャーという中高一貫校御用達の英語教科書。こちらはZ会が出版しているけど参考書が一切なく対応不能😰該当中学が使用しているかわからないけど、とりあえずZ会の資料請求をしてみる😅
— たくちえ(囁き女将) (@chin_chin_no1) February 20, 2019
まぁ、他の英語教科書でも全然イケますがね。
カリキュラムの順番は電話一本で入れ変えたり、スピードを早めたり、遅くしたりもできます(3年間を2年で終わらせるか、2年半で終わらせるか等々)。
ただ、「ニュートレジャー」ならメリットはさらに高いということ。
ちなみに、娘のクラスにもZ会を受講している子は1~2割いたそうです。
Z会の復習テスト、全国偏差値37って!?
さて、Z会通信、中一の夏休みから始めたのですが、ちょうど1学期の復習テストがついてきたわけですよ。
「全国の受講生と戦おう!」みたいなコンセプトでね、要は自宅で受ける模試みたいなやつ。


うちは英語しか取っていませんでしたが、英国数の3教科分が送られてきました。中学受験の模試のごとく偏差値が出て答案分析まで無料でやってくれるわけです。
前述の通り、うちの学校は偏差値や順位が出ませんのでちょっとワクワクしていました。
英語フツーとはいえ、一応上位校のフツーなのでね。全国レベルなら、もう少しいいかなとね。
で、返ってきた偏差値表。
数学と国語は……忘れました。多分フツーだったのでしょう。
肝心の英語。
なんと偏差値37でした!!
いや、学校では少なくともフツーの成績だったんですけど。


これでフツーなんて、大丈夫か?娘の学校!
いいや、大丈夫じゃないのは娘です!
ただ点数を見ると100点満点中78点。
偏差値37と思うと、そこまで悪くないじゃないですか。
で、問題見るとやはりの中一レベル。ひねりもなくて満点狙いも可能なレベル。思うに、満点者が続出し、平均点もおそろしく高かったのでしょう。
ただね。
結論を言えば、この模試でガツンとやられ、娘のぼんやりズムは解消された。
「中学受験で頑張ったんだからいいでしょ、少しくらいダラけたって……」みたいな状態で半年間きましたが、そんな娘が心を入れ替えたというか。
夏休みは割と真面目に勉強し、9月に学校で受けた全国模試は英語偏差値60前後になった!
Z会テストを直し、穴を埋めるべくZ会付属の単元別問題集をしつように繰り返しましたよ。
あとは、教科書(ニュートレジャー)を繰り返し音読し、下記で紹介した基礎問題集「英文法パターンドリル」あたりに戻ったり。



その後、定期テストも平均よりかはずいぶん上になり、年月が過ぎ、「得意科目は英語」と言えるくらいにはなっていた、と。
英語について、
息子氏の学校は帰国子女も紛れており、中1の時は四苦八苦でしたが私立中高一貫校の良いところでフィリピンとのオンライン英会話やリアルな英語授業の質高く、また本人希望でZ会の英語も中2から補習っぽく取り組み、結果、中3で10段階評価でオーラル/グラマーの2科目ともに9です。— kanaharu☀️🌈教育 (@kanaharu2019) November 13, 2021
「Z会英語・中高一貫コース」は何が届くのか?
さて、長い前振りおわり。「Z会
タブレット学習もできますが、うちは昔ながらのテキストタイプを選んだので、最初は箱ごと届きました。
入っているものは毎月1回届くテキスト「Z Study」と添削問題(下の写真にはありません)、そのほか、1年間分の単元ごとのまとめ問題集、単語ノートと実技問題集など。


で、意外に重宝したのが実技問題集です。実技四教科の定期テスト対策に使えますよ。


おそらくあなたが中一なら、書店でもよく見かける『中学版 速読英単語』が入ってくるかと。
長い休みには英語や数学の厳選問題集やVテストが届きます。


中一の頃と名前が変わってなければそうです。
実は、Z会の教材は2019年春にリニューアルしていまして。子どもが中一の頃は今とは違い、月2回の添削テストがあったわけです。
一方、テキストは年一回配布される文法の参考書のみ。月々はほぼテストしかなかった。


だから、リニューアルしたのでしょうか。現在は毎月一回、テキストと1回分の添削テストが届きます。


テキストは1回分80ページくらいですかね。ただ、文法説明が多いので家庭学習として解くのに「大変すぎ!」ということはない。
文法事項の後に例題→練習問題→その月の添削問題を解いて出すのがオーソドックスな流れでしょうか。



スピーキングの問題あり、読解あり、英作文などもあり。スマホやPCからテキストの音声を聴いたり、カリキュラムに連動した映像授業も活用できます。
Z会の通信はその気になって取り組めばかなりの学習ができるのではないかと。
Z会口コミ:添削テストは重宝!親はもう手を離していいでしょ
Z会の肝って添削テストですからね。
テストってやりっぱなしではかなり意味がない。また、「何ができて、何ができないか」が釈然としなければ復習のしようがない。
どのレベルの勉強であっても「できない子」というのは「何がわからないのか、わからない子」なわけです。中学受験なら塾の先生であったり、親であったりが逐一それを繰り返しますが、中学生の親はそんなことまでやりたくない。少なくとも、私は。
そこで赤ペン先生(z会でもそう言っていいのかね?)の登場です。単元別の習熟度が明白になります。
分析はお手の物です。中学生でまだ早いとはいえ、志望大学の合格%が出てきたりね。
ともあれ、中一の秋くらいから親はすっかり手を離しましたが、それでも成績は伸びてきた。すべてがZ会の通信講座のおかげだとは言いませんよ。他の問題集も試しましたから。
とはいえ、以下の3つの理由が成績に貢献したのは事実かなとも。
① Z会の模試偏差値37で自覚的にならざるを得なかった
② 添削アドバイスで毎回弱点が浮き彫りになった
③ 学校の教科書『ニュートレジャー』に沿っており、そのままテスト対策になった
Z会・英語口コミ:タブレットはAI仕様!?
Z会にはテキストとタブレットがあります。
ここだけは親の趣味でテキストタイプを取っているのですが、タブレットだと月額は少し安かったような。
3月からZ会の通常の中高一貫生向けの通信講座は英語も数学もAIを取り入れたタブレットコースのオープンカリキュラムになって、自分で勉強したい単元を選べるようになるってことみたい。これは通常講座の使い勝手が良くなりそう。
— 三☆人☆四☆脚@中学受験 (@1z____z1) December 12, 2020
「中高一貫・標準レベル」と「中高一貫・発展レベル」がありますね。
実はこれ、リニューアル前は3段階だったのです。
正確な名前は忘れましたが、標準、その上、さらに発展みたいな感じ。なので、真ん中レベルは真ん中といえど結構難しかった。知恵袋なんかを見ていると「Z会の通信が難しすぎる」みたいな書き込みも見られました。
が。リニューアルで標準とその上がミックスされ、以前より解きやすくなったよう。
ちなみにレベル選びですが、基本は標準を薦められます。
あるいは、学校名を書けば推奨されるレベルを教えてくれるかと。なお、わが子は「標準レベル」を勧められました。ほんの少しだけ「ふん!」みたいな気分だったことを告白します。
Z会中学生向けコースの資料を請求された方に、『中学からの正しい学習法』冊子を差し上げます。
飛び級どんどんの「Z会Asteria」
ちなみに補足としてZ会通信には
ややこしいですが、これまで紹介したZ会通信の英語とはまた別腹。無学年式で自分のペースでどんどん先へ進めるシステムというか。
z会のアステリアを受講することになりました。本当は中高一貫コースをとろうと思っていましたが、簡単な英語から始まるかと思うと躊躇してしまって。公文で数学を以前していたこともあり、数学、英語ともアステリアです。なかなか良さそうです。中学で理科、社会はどうしよう。
— Tokeino-oto (@tokeino_oto) January 24, 2020
息子くん用に検討しているZ会アステリア、資料来た。息子くんよりも娘ちゃんの方が合ってそう。娘ちゃんに、コレとチケット制の英会話やらせようかな。NCのスピーキングテストは平均レベル6だけど、今進めてる教材だと長文とか出ないからなー。
で、息子くんはどうしたものか…。 pic.twitter.com/uKtpxS5jDN— おこめ (@Studymainichi) December 1, 2021
学校のテストには対応していない代わり、受講生のレベルは高いというのか。これはこれで高校受験のない中高一貫生向きともいえそうですね。









