今回はZ会の通信教育・中高一貫コースの英語の受講体験談ともろもろ口コミ。
Z会のVテストでね。
ただ、そのショック療法(?)で勉強するようになり、成績が急上昇したという話。結局、いまだ英語だけはそこそこできる。なので、Z会には結構本気で感謝してますよ。
なお、Z会通信コースの英語は中学校の教科書が『ニュートレジャー』のお子さんには特におススメです。そもそもZ会が作っている教科書なんでね。
Contents
中高一貫の先取りしていたはずが、英語の成績はフツー
まず、うちがZ会中高一貫コースの英語を始めた1つめの理由ですが。
中学に入り、英語の成績がフツーだったからです。フツー。
そう、上等です。
でもね。
他の科目ならいいんですよ、別に。だけど、英語だけは、英語くらいは、「上位3分の1くらいに食い込んで欲しいな。食い込んでくれるよね?」みたいな気持ちがあったわけです。中一頭の英語なんてメチャクチャ簡単ですし。
そのために、入学前から先取りワークみたいなのをやっていたわけで。

えーとね。ほんのちょっとだけ脱線しますと学力にそぐわない学校に入ると深海魚になりますよ、みたいな説があるわけです。


しかし、結論から言ってあまり関係ないです。
御三家とか早慶とか渋渋とか、偏差値65以上の学校に入ってしまえばそうなのかもしれません。どうしようもなく歴然と、地頭が違う生徒が勢ぞろいしていそうですからね。
一方、偏差値60前後までなら「努力でなんとかしてきた」層が少なくない。
なおかつ英語はスタートも同じ。英検何級持ってるとか、公文やら幼児英語やらやってきた子どももいるかもしれませんが、中学受験で1年2年と遠のくと英語力はめちゃくちゃ下がります。
英検4級持ってるのに「中一のテストで追試!」みたいな子も珍しくありません。これ、ホント。残念ながらホント。



なので、マジメにやれば他の科目より、伸びやすい科目なんじゃないかと見込んでいたわけです。



こちら↑にも少し書いてますが、実は「答え、見てた」みたいな事実があとから判明するわけですけどね。
娘の学校は中一の間は偏差値が出ませんでした。順位も出ません。通知表の評価も1学期と2学期は出ません。けれど、なんとなーくテストの点数から(平均点は出る)パッとしない感じはわかる。
そこで、入学前から迷っていたZ会中高一貫コースの英語を取り始めたわけです。
中高一貫校コースのレベルは?『NEW TREASURE』ならZ会英語はベストです
うちがZ会中高一貫コースの英語を始めた理由の2つめ。
学校の指定教科書が『ニュートレジャー』だったからですね。この教科書に対応した市販教材はありませんが、Z会の通信テキストはカリキュラムが『ニュートレジャー』と同じ。
「個別強化AIプログラム」とやらで自動的にその子に合ったレベルをチョイスしてくますし、他の英語教科書でも全然イケますがね。
ニュートレジャーという中高一貫校御用達の英語教科書。こちらはZ会が出版しているけど参考書が一切なく対応不能😰該当中学が使用しているかわからないけど、とりあえずZ会の資料請求をしてみる😅
— たくちえ(囁き女将) (@chin_chin_no1) February 20, 2019
「ニュートレジャー」は単語数多くてレベル高い、なかなか市販教材では対応しがたいって悩みどころがあるわけです。なんで、Z会ならの安心感はまず高い。娘いわく「結局、Z会の文法解説がいちばん使いやすい」と言ってたっけなぁ。
クラスにもZ会英語通信を受講している子は1~2割いたそうです。その中には学年トップの子もいました。
娘が中学生だった頃のZ会は問題レベルが標準と発展の二種類ありましたが、どちらも難度は高めだった。特に添削テスト。標準でも70点取れればまぁいいかなという案配。中一の初めはそれほどでもないですが学年が上がるごとに難しくなります。


といえ。難しいといってもこの難度がまた絶妙だったりする。日常学習で毎日やるにはキツいけれど、月に1、2回はやっておきたいかなぁというレベルだったりします。
中高一貫生の場合、一年生から外部模試が学校のカリキュラムに組み込まれていたりしますね。模試はさすがに通常の授業だけでは高得点は難しい。その意味で、Z会レベルの添削問題を月に1、2回解くのはありかなと続けていた次第です。
Z会中高一貫コース、中学3年分の全単元を好きな時に学べるオープンカリキュラム(口コミあり)
かつてはZ会に電話して、カリキュラムの入れ変えたり、スピードを早めたり、遅くしたりしてたわけです(3年間を2年で終わらせるか、2年半で終わらせるか等々)。
Z会
中高一貫校の中でも進度の早い学校は中二までに3年間の範囲を終えてしまう。それにも個人で対応できるようになったということ。
で、z会の中高一貫コースのタブレットが良さそうなので1ヶ月お試し。中学3年分一気に配信なので戻るも進むも自由。1単元終了毎にお小遣いいくらという取り決めで釣ってみる。AI自動判定で習得率も出るしゲーム感覚で。少しずつ増やして勉強楽しいと思えればなぁ、と。なんでこんなに手がかかるのか、、
— yun (@yunyun_kk) February 26, 2021
Z会の復習テスト、全国偏差値37って!?
さて、この辺で冒頭の偏差値37にも触れなんだ。
うちはZ会通信、中一の夏休みから始めたのですが、ちょうど1学期の復習テストがついてきたわけですよ。Vテストってやつかな。
「全国の受講生と戦おう!」といったコンセプトでね、要は自宅で受ける模試のこと。


うちは英語しか取っていませんでしたが、英国数の3教科分が送られてきました。中学受験の模試のごとく偏差値が出て答案分析まで無料でやってくれるわけです。
前述の通り、通っていた中高一貫校は偏差値や順位が出ませんのでちょっとワクワクしました。
英語フツーとはいえ、一応上位校のフツーなのでね。全国レベルなら、もう少しいいかなとね。
で、返ってきた偏差値表。
数学と国語は……忘れました。多分フツーだったのでしょう。
肝心の英語。
なんと偏差値37でした!!
いや、学校では少なくともフツーの成績だったんですけど。


これでフツーなんて、大丈夫か?娘の学校!
いいや、大丈夫じゃないのは娘です!
ただ点数を見ると100点満点中78点。
偏差値37と思うと、そこまで悪くないじゃないですか。
で、問題見るとやはりの中一レベル。ひねりもなくて満点狙いも可能なレベル。思うに、満点者が続出し、平均点もおそろしく高かったのでしょう。
この時受けたのはVテスト。夏休み中のオマケのような教材です。
一方、毎月の添削テストは英作文もあったりとそれなりの難度なんですよ。中二くらいになるとだいぶのレベル。ただ、Vテストはマークシートだったし、基礎的な問題が多かったのね。
ただね。
結論を言えば、このオマケのような模試でガツンとやられ、娘のぼんやりズムは解消された。
「中学受験で頑張ったんだからいいでしょ、少しくらいダラけたって……」みたいな状態で半年間きましたが、そんな娘が心を入れ替えたというか。
夏休みは割と真面目に勉強し、9月に学校で受けた全国模試は英語偏差値60前後になった!
Z会のテストを直し、穴を埋めるべくZ会付属の単元別問題集をしつように繰り返しましたよ。
あとは、教科書(ニュートレジャー)を繰り返し音読し、下記で紹介した基礎問題集「英文法パターンドリル」あたりに戻ったり。



その後、定期テストも平均よりかはずいぶん上になり、年月が過ぎ、「得意科目は英語」と言えるくらいにはなっていた、と。
「Z会英語・中高一貫コース」は何が届くのか?
さて、長い前振りおわり。「Z会英語・中高一貫コース」の詳細に行きましょうか。
現在はタブレット学習のみですが、うちは当時テキストタイプを選んだので「Z Study」と添削問題が毎月届いていた。


テキストは1回分80ページくらいですかね。ただ、文法説明が多いので家庭学習として解くのに「大変すぎ!」ということはない。
文法事項の後に例題→練習問題→その月の添削問題を解いて出すのがオーソドックスな流れでしょうか。



スピーキングの問題あり、読解あり、英作文などもあり。スマホやPCからテキストの音声を聴いたり、カリキュラムに連動した映像授業も活用できます。
なお、入会した一番最初には箱ごといろいろ。1年間分の単元ごとのまとめ問題集、単語ノートと実技問題集などもあった。英語しか取ってないのにね。
意外に重宝したのがこの実技問題集です。実技四教科の定期テスト対策に使えますよ。


また、当時はキャンペーンで書店でもよく見かける『中学版 速読英単語』が入ってきてたっけな。
長い休みには英語や数学の厳選問題集、うちが偏差値37を取ったVテストも届いてた。


長々説明しましたが、そうなのです。タブレットしかないのです。
Z会の中高一貫コースはタブレットでしかできないのかな?🤔
紙のテキストはもうないの?😭— きょほ (@kyohotan) February 1, 2021
ただ、教材の内容そのものは大きく変わっていない。添削もあるし、休みごとのVテストもあるし、なんなら実技四教科対策テキスト(これだけは紙らしい)もつく。
①オープンカリキュラム。3年間単元いつでも全部できる
②外国人講師とのオンラインスピーキング(月一回)
①はね、前述の通りです。中高一貫校は進度がバラバラ。ゆえにZ会は紙での対応に限界を感じていたらしいのです。確かに順序を入れ替えたりはできるけども、進度は2種類くらいからしか選べなかった気がする。
中学3年分を「2年で終わらせるか」「2年半で終わらせるか」「2年3か月で終わらせるか」は大きな違い。タブレットで先取り自在がいちばん理にかなっているとはいえる。
3月からZ会の通常の中高一貫生向けの通信講座は英語も数学もAIを取り入れたタブレットコースのオープンカリキュラムになって、自分で勉強したい単元を選べるようになるってことみたい。これは通常講座の使い勝手が良くなりそう。
— 三☆人☆四☆脚@中学受験 (@1z____z1) December 12, 2020
2つ目の外国人講師とのスピーキングレッスン。これも当時はなかったなぁ。
ですね。
それは娘が中学に進学した当時から言われていたことではありましたが、教育は進化しているなぁという気分しかり。
iPadだったら使える模様です。ただ、3教科受講するつもりならタブレット無料のキャンペーンやってるのでそっちの方がいいかも。Z会のタブレットならはじめから勉強設定になってますからね。
Z会英語通信:添削テストは重宝!親はもう手を離していいでしょ
Z会の肝って添削テストですからね。
テストってやりっぱなしではかなり意味がない。また、「何ができて、何ができないか」が釈然としなければ復習のしようがない。
どのレベルの勉強であっても「できない子」というのは「何がわからないのか、わからない子」なわけです。中学受験なら塾の先生であったり、親であったりが逐一それを繰り返させるわけですが、中学生の親はそんなことまでやりたくない。少なくとも、私は。
そこで赤ペン先生(z会でもそう言っていいのかね?)の登場です。単元別の習熟度が明白になります。
分析はお手の物です。中学生でまだ早いとはいえ、志望大学の合格%が出てきたりね。
ともあれ、中一の秋くらいから親はすっかり手を離しましたが、それでも成績は伸びてきた。すべてがZ会の通信講座のおかげだとは言いませんよ。他の問題集も試しましたから。
とはいえ、以下の3つの理由が成績に貢献したのは事実かなとも。
① Z会の模試偏差値37で自覚的にならざるを得なかった
② 添削アドバイスで毎回弱点が浮き彫りになった
③ 学校の教科書『ニュートレジャー』に沿っており、そのままテスト対策になった


口コミ:レベル高め?飛び級どんどんの「Z会Asteria」
なお、中高一貫向けとして推奨されるZ会の英語通信教育には
これまたAIで習熟度に合わせた問題が出る。
ややこしいですが、これまで紹介したZ会通信の英語とはまた別腹。無学年式で自分のペースでどんどん先へ進めるシステムというか。
z会のアステリアを受講することになりました。本当は中高一貫コースをとろうと思っていましたが、簡単な英語から始まるかと思うと躊躇してしまって。公文で数学を以前していたこともあり、数学、英語ともアステリアです。なかなか良さそうです。中学で理科、社会はどうしよう。
— Tokeino-oto (@tokeino_oto) January 24, 2020
息子くん用に検討しているZ会アステリア、資料来た。息子くんよりも娘ちゃんの方が合ってそう。娘ちゃんに、コレとチケット制の英会話やらせようかな。NCのスピーキングテストは平均レベル6だけど、今進めてる教材だと長文とか出ないからなー。
で、息子くんはどうしたものか…。 pic.twitter.com/uKtpxS5jDN— おこめ (@Studymainichi) December 1, 2021
5か月で1学年分進むとも聞いたな。
中学入学時点で英検4級以上の人にはおススメらしい。学校のテストには対応していない代わり、受講生のレベルは高いというのか。これはこれで高校受験のない中高一貫生向きともいえそうですね。
↓なお、未だ中学受験塾のテキストが自宅にある方、高額で買い取ってもらえますよ。









