絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
低学年&受験こと始め

小学生が音読で一生モノの文章力と国語力をゲットする方法

こんにちは、ハンドレッドの友です。国語力と読書の関係性に続き、今回も国語力シリーズをお送りします。

読書しない子を「本好きにする方法」と、それでも読まない子の「国語力の鍛え方」こんにちは。100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友です。今回の命題は中学受験生の読書、国語の成績に関わる読書について。 ...

今やどの小学校でも出される国語の音読。けれど、この宿題、私の子ども時代にはありませんでした。これって本当に国語力に関係あるの? そんな声が聞こえてきそうです。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
音読チェックって結構メンド―。

おっしゃる通りのハンドレッド。

子というもの、低学年の頃、毎日、音読の宿題を持ち帰ってきます。その音読を聞き親がチェックする。ただ、それだけのことなのに、いや、それだけだからこそ手ごたえもなく、つまらなく面倒である。

5回読まねばならないところを2回くらいでトンズラし、適当にチェックする親も多いでしょう。

実はうちもそうでしたが、ズルしたところで国語の成績には影響ありませんでした。

結論を言いますと「音読と国語力」は「読書と国語力」以上に即効性はございません。

音読を繰り返すことで、圧倒的に「国語の成績が上がる」のは一部の生徒のみと思われます。

それ以外の子どもは、5回のところを2回でトンズラしても短中期的な影響はございません。特に中学受験を志しているような場合はね。

一方、5回どころか日に10回、20回、30回と繰り返した場合。国語の成績どころではなく生涯使える技が身につきます。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
わーお。

というわけで、今回は中学受験生の親、中学受験はしないだろうけど国語力をつけたい親御さん、それぞれの方にお送りします。

既にスラスラ組なら音読で成績は上がらない

音読は脳を活性化すると言われます。

勉強は書くばかりでなく五感使いが効率的です。ややこしい用語は暗唱するに限りますし、難しい文章も「音読し、耳から聴くこと」で頭に入りやすくなるはず。

中学受験などで国語の入試問題がスコブル解けない時にも本文の音読はよい勉強法になります。読み飛ばしを避ける効果もありますし。

※↓以下の国語の章でも触れています。

決め手は5年秋!「国理社」の苦手から逃げ切る法中学受験生、主たるは5年生のみなさん、こんにちは。【中学受験の決め手は5年秋】第二弾、国理社編です。 6年2月からは塾のカリキュラ...
ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
だけど、成績が上がるのは一部なんだろ?

直接的な効果があるのはね。

教科書の音読で成績が上がるのは「国語の教科書を読めない子」たちです。

要は漢字が読めなかったり、文節を無視しおかしなところで区切ってしまうとか、200字の文章を読むにも、こちらの間が持たなくなるほど時間が掛かる子たちです。

「鶏が先か、卵が先か」問題になりますが、このレベルで国語の成績がいい子はまずいないはず。国語がそこそこ出来る子は初見の文章を読ませたとしても「ボロボロ」状態にはならないのです。

というわけで。

読めない子どもがスラスラ目指して音読を繰り返せば、成績は間違いなく上昇することでしょう。苦手克服法としては、かなり楽な部類と思われます。

なお、親が聞くのを面倒がるのはご法度ですよ。間が持たなくても真剣に耳を傾けることです。

個人的には音読といえば斉藤孝のイメージ。音読用の文章もいいですね。「ごんぎつね」あり「走れメロス」あり「平家物語」あり。「速音読」というコンセプトは小学生に続けやすそうですね。

上記は中学受験ど真ん中の国語本ですが、苦手な子に「1分間400字音読トレーニング」から取り組ませる方法論もよかった。音読以外にも何かと参考になることの多い受験本でした。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
ところで、得意な子の音読はどうよ?

教科書を普通にスラスラ読める子たちですね。

その子たちがさらなるスラスラを目指し、音読を繰り返すのははっきりいって時間のムダです。

気分転換には良いですが、それによって国語力が「さらにアップする」現象は期待できません。田代式のその先の項目を読むか、次のような手段で成績アップを狙いましょうね。

国語の成績が半月でUPしたばっかり勉強法【実体験】こんにちは。中学受験100%ウカルログ管理人ことハンドレッドの友ですよ。 国語の線引き問題で効率の良い勉強法はほかにもあると書きま...

あなたが中学受験組ならば、音読についてのメッセージはこの辺で終わりです。

ただし!

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
ただし?

文章を書ける大人になって欲しい、そう願う場合は音読は最強のツールになります。

『ごんぎつね』を毎日1時間音読した小学生、数年後の成果は?

この先は恥ずかしながら、わたくしごとになりましょう。私は小学時代、朗読女王でした。

朗読に関しては他の追随を許さない、おそらく校内一くらいに上手かったのです。団塊ジュニアの世代ですから小学校の生徒数は1000人くらいいたと思いますよ。

何故、他の追随を許さない朗読女王になり得たか? 

小5の頃、毎日20回くらい教科書の音読をしていたからです。

『ごんぎつね』とかね。他はまったく思い出せませんが、それなりの長さのあるものを頭からお尻まで20回繰り返す。抑揚をつけたり、芝居風にしてみたり、1時間くらい音読していた日もあったでしょう。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
なんのため、そこまで?

 

ズバリ、他のことは全て苦手だったからです。唯一得意とするものが朗読で、唯一誉められるものが朗読でした。

そのため、朗読女王の座は誰にも奪われたくありませんでした。継続期間は、小5の途中から小6のある時期まで一年間くらいでしたでしょうか。

中学生となった朗読女王を待ち受けていたのは思春期の羞恥です。国語の授業に平幹二朗めいた朗読者は不似合いです。

うますぎる朗読者は恥ずかしい。わたくしは女王のポジションをあっさりと捨て、棒読み朗読者とあいなりました。

以降、子育ての初期段階まで朗読とは無縁の生活を送りました。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
田舎の小学生のチンケな朗読自慢?

 

……わけはないでしょう。

小学生時代、朗読以外は国語の成績すら精彩を欠いていたわたくしですが、朗読を捨てた中高時代、国語の成績で困ることはありませんでした。

これは長期的に見て「読書の成果」であり「音読の成果」でしょう。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
音読と成績は関係ないと言ってなかったか?

 

中学受験者には遠回りに過ぎると、言っただけですよ。音読で国語脳を開花したいなら1日3回や5回どころではなく、相応の音読シャワーが必要なのです。

といって、中学受験生が音読毎日30分、1時間。これはありえません。他の追随を許さない朗読者はあきらめて、算数の問題でも解いていなさい!

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
昔の自分に言ってみろよ。

 

私の出身地は札幌で未だ公立優位の地です。中学受験するものなど当時はゼロに等しく。

というわけで、「偏差値60に合格する中受ブログ」の主旨からはズレますが、以降は「中学受験は選択せず、長期的なスパンで教育を考えたい」あるいは「私立には行くつもりだが、高偏差値は狙わない」層向けの情報となりましょう。

小学生時の音読で文章のプロに

小5で音読20回効果には続きがあります。私は長いこと、広告やら出版やら編集やら、要するに文章に関する仕事をしております。

というわけで、以降、私は『文章が得意』設定でお話しますよ。いいですか?

多分に、言いたいこともあるでしょう。このブログの文章ときや、まどろこしいやら、ところどころ文法の乱れがあるやら。

しかし、国語力の高いあなたがそれを口にすることはないでしょう。空気を読んでくれてね。私は『文章が得意』、いいですか?そういう設定ということにしてくださいね。

さて、なぜ、わたくしは文章が得意になったのでしょうか?

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
オレ、そろそろカエルかな。

 

小学時代の音読シャワーから数年、十数年、数十年。気が付けば、文章を書く時、頭の中でリズムが流れるようになりました。

音読のリズムです。そのリズムが「こっちの語尾には“ね”を入れろ。カタカナでなくここはひらがなで!」など事細かに指示してくるわけです。

頭を使って文章を書くというよりも、もっと音楽的、もっと身体的な感覚です。

 

音読は精読につながる、と言った人がおりましたが、実感から言えば音読を繰り返すと最後は個々の意味などわからなくなります。

滑らかに読めば読むほどに言葉はただの音となりましょう。そこに意味はなく、残るのはただのリズムです。

新美南吉の『ごんぎつね』のリズムや、教科書にある名作の数々、書き手たちの言葉のリズムが頭の中にずっと、ずっと残るのです。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
新美南吉が頭にいるってこと!?すげーじゃんか。

 

空気を読んで、とどまったわけですか? 国語力が向上したようですね。

実際には新美南吉は頭にいません。いるわけがないでしょう。いるとすれば自分の声です。音読する声が頭の中に残存している感じなのです。

作家でもない自分がそれっぽく解説するのは、なんとまぁ、恥ずかしいことですね。平幹二朗調の音読並みに恥ずかしいですが、「文章を書ける子に」育てたい親御さんに一例として紹介させて頂きましたよ。

 

さて、先日、子どもの頃にそろばんを習っていた方とお話しましたが、大人になってなお、頭の中にそろばんが消えないといいます。計算の際、「脳がそろばんの玉を弾く」といいます。

それと似た感覚のような気もします。

子どもの頃に徹底したことが“一生もの”になるのは珍しくないのかもしれません。ピアノやそろばん、音読に限らず、一定期間攻め続けたものは身体感覚としてきっと残ります。

市井の人々は折々にそれを感じても口にはしないのでしょう。その人にしかわかり得ない“一生もの”は意外にごろごろ転がっているのかもしれませんがね。

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20XX年2月1日、受験終了組のマザー。 偏差値60台を目指しているのに「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。