絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
中受あれこれガイド

わが子に合う学校を探せ!偏差値50編(説明会14選)

ブログ管理人が行ってみた学校説明会シリーズ。偏差値50編(四谷大塚・日能研あたりの偏差値と考えてください)、女子校中心です。

ほかに、偏差値60編チャレンジ70編があります。

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わが子に合う学校を探せ!チャレンジ70編(説明会14選) 当たり前ですが、どんなにめんどくさくても学校説明会に行かずして志望校を決めてはなりませんよ。 とはいえど、学校ありすぎて、子の成...

【大妻中学校】アイデアも光る伝統校

最寄駅は市ヶ谷駅、半蔵門駅。女子学院も近所ですね。けれど、校風は真逆と思われます。

大妻中野、大妻多摩などもありますが、こちらが大妻ブランドのトップ。淑徳系や共立系しかり、シリーズの多い学校はそれぞれのポジショニングがごちゃごちゃになりやすいでしょう。特に大妻はシリーズものという縦軸に、午前入試、午後入試、アドバンスなんたら、英語なんたら……という横軸が分散し、複雑系にもほどがあります。

大妻は学校というよりオフィスのイメージ。中央が吹き抜けで採光を考えた構造、建て替えからさほど時間が経っていない綺麗な校舎です。

一方で残念なのが、グラウンドはありません!!

近隣にある系列大学のグラウンドを使っているそうですが、グラウンドに弱点を持つ都心の学校は少なくないのです。

保護者想いのアイデアだなと思ったのが制服のお店が校内にあること。ちょっとしたお直しなら休み時間に可能な感じ。

多くの私立の場合(公立もそうでしょうが)、指定の制服屋って学校近くにないことも多いです。駅を乗り継いで出向かなきゃいけないとか、仕立て直しも長期休みを狙うしかないとか、些細なことだけれど意外と面倒な制服事情。

知る限り、こうしたお店が学校にあるのは大妻だけでした。

ちなみにこの時の学校見学では小学生の姿も見えましたが、子どもの引きがあったのが図書館のラインナップ。

中高一貫校となると小学生で読んでいたようなものはすっ飛ばして、大人っぽい本を押してくるものですが、大妻は角川つばさ文庫なんかもしっかり置いてありましたよ。

 

【品川女子】仕事のできる女性になれる?

 

最寄り駅は北品川。またはJR品川駅から徒歩10分ほど。

私の世代は広末涼子の出身校というイメージ。偏差値50そこそこながら、早稲田も射程距離にある学校です(さらに世代をさかのぼると山口百恵もこちらの出身。ただし、その当時の偏差値は……)。

品川女子には3度ほど訪れましたが、行くたびに「遠すぎる!!」と感じ、しかし、説明会の後は「なんと素晴らしい学校か!!」となる。

ここで6年間過ごしたら、仕事のできる女性になりそうです

豊島岡の校長もそうでしたが、品川の校長先生はロジカルで話が実に面白い。

多くの説明会のほとんどの時間を、がまんして聞いていた私ですが、こちらに限っては終わるのが残念に思ったほど。

学校説明会というより、良い意味で企業の研修のような雰囲気が漂うのは、クレバーな校長とその人脈ゆえでしょうか。

品川は女子校では都内随一ではないかと思うほど、生徒向けのセミナー、ワークショップが充実しています。何しろ、登壇者は知っている人ばかりなのです!

池上彰や小泉新次郎、岡田克也、経団連に名が連なっているような社長、会長、IT業界からは本社シリコンバレーのCEO、芸能人では松たか子にNEWSの加藤シゲアキなどなど、ミーハー魂を触発し権威への憧憬を充足させる見事なラインナップでした。(私立とはいえ、実はこのパターンは意外に少ないのです。「その業界では有名らしい、しかし、一般的には無名な」登壇者が多数を占めます。もちろん、有名無名に限らず大事なのは中身でしょうがね……)

自分が中高生の頃にジャニーズが来るような学校に行きたかったものだと単純に羨ましくなりました。

セミナーのほかに品川女子ではたびたび企業とのコラボを行っています。

子どもの受験時には品川女子生が作った『My歴史まんが』(学研)を愛用。子は「この人たち、お金もらえたのかな?」などと下世話な話をしていましたがね。

なお、校長に限らず、他の教師陣も話術に優れています。かゆいところに手が届くというのか、「そう、そこ!そこが聞きたかった」ってこともたびたびです。

“自立した女性像”みたいな抽象論ではなく、中高生の勉強法やら卒業生の就職先(なかなかすごいです。行ってみて確かめましょう)やらの具体例を語ってくれるのもよし。

もう一点、感心したのが、18年度にスタートした算数・午後入試。午後入試って、午前に面接があったりすると間に合うかどうか、ヒヤヒヤしますでしょう。

しかし、品川女子では午後入試が3回も!

15時の回に遅れそうなら、次の回で受験、かつ連絡なしの当日変更もオーケー。

この融通の利き具合もすごいですが、保護者の待ち時間には校長直々の説明会が。

入試日当日に説明会のある学校なんてほかに聞いたこと、ありませんよ。

説明会は通常の午前入試でもありますが、とくに午後入試はその有難みは増しますね。午後入試は本命ではない可能性、土壇場で入試を決めた可能性、ゆえに説明会に一度も来ていない可能性が否めないわけですから。

この合理性に、持て余す待ち時間の有効活用っぷりにつくづく感心しました。

4年生の時、最初に参加した品川の説明会。学校地図を見て「なんという、わかりやすさ!!」と感動したことも付け加えておきます。

【國學院久我山】空が高い校舎、男女別学の青春

最寄り駅は井の頭線の久我山。

まず、通学路がよいです。小じんまりとした商店街を抜け、川沿い(整備されてはいるけれど草生え放題)を歩いているうちに、なんとなしの既視感が……。妙に青春っぽいというのか、自分の地元とも似ても似つかないのにどこか懐かしい感じ。

共学校ながら男女別学を打ち出している久我山は通学路も男女別々、この道を通るのかどうかは定かではないのですが。

そうして、敷地内に入ると、空が高い。

グラウンドが広いからそう感じるのか、23区内でもこんなに空が高い場所があるのね、と嬉しくなります。

決して通いやすい場所ではないのですが、この立地は捨てがたいものがあります。

学校説明は一般クラスとST選抜とがあり、この日訪れたのはST選抜。

が。

配布されたパンフレットを、その合格実績を見ると「共学のご多聞に漏れず、やっぱり難関大ときや男子ばっかり!!」。その上、選抜も一般も実績が大して変わらないのです。

もちろん、学校側は「実績としてはまだまだこれから伸びるはず」「選抜クラスを今後増やします」と力説。以降の説明はあまり頭に入ってきませんでした。

(※2016年の説明会です。その後の実績とは異なるかもしれません)

というわけで、校内見学はブッチして帰ってしまおうと思ったわけですが、帰るタイミングを見失い、校内見学の列に並ぶほかなくなりました。結果的にラッキーでしたが。

案内をしてくれた女の先生は小グループずつでの見学のせいか、語りかける言葉も近い。

「選抜クラスの実績はまだまだこれからです!!」みたいな心に響かないことは言わず、

「こちらの廊下、男子生徒と女子生徒の数少ない共有スペースなんです。憧れの先輩が通ったら女子同士で目配せしあったりね。青春っぽくていいですよ♡♡♡」みたいな(決して本文ママではないです、この類の話ということ)心にスッと入ってくるようなエピソードを披露します。

授業は完全別学で教室のある場所も違うけれど、委員活動は男女一緒に行うこともあるとか、校舎内に宿泊施設があって定期テストの悪かった生徒は次のテスト前に勉強合宿(でも、楽しそうです)を強いられるとか、宿泊施設には大きなテレビがあって勉強の後にテレビを見るのを楽しみにしている生徒が多いとかなんとか。

パンフレットに載っているような授業のカリキュラムより、知りたいのはそういう些細なことだったりするわけですね。

国学院久我山の株は女性先生お付きの見学により急上昇。

説明会より校内見学、特に生徒がいる平日は見逃してはならないと実感しました。

【普連土学園】教師⇔生徒の距離が近いミッション校

最寄り駅はJR田町。

普連土とはキリスト教のフレンド派のこと。学校としては100年以上の歴史があり、その上ミッション系と聞けば「堅そう、真面目そう、変革とは無縁」という気がしていたのですが、良い意味で発展途上、生徒や保護者とともに学校を作っていこうという意識を感じました。

1学年45人3クラスと、都内の女子中高一貫校の中でもきわめて少人数です。

生徒と教師、保護者と教師の距離も近い。生徒や保護者の「ああして欲しい、こうして欲しい」という声も届きやすそうに思え、好感度もあがりましょう。

さらに説明会で印象に残ったのはネイティブの若いイングリッシュ・ティーチャー。顔面がハリウッドスター並みなのです。

「女子校にこんな先生がいていいのか!?」と勘繰りたくなるくらいの容姿ですね。

そんな彼が、若干もたつきがちな日本語で一所懸命カリキュラムの説明をするのです。この姿にほだされないお母さんなんて、いるのでしょうか??

なお、普連土学園の校舎は日本の名建築にも選ばれているだけはあって、他の学校とは一線を画す趣きがあります。作りもちょっと面白く、実際の敷地面積よりずっと広く感じさせる。校舎見学のあとはしっかり回遊した感もありました。

ただし、中学の校舎は机が重く、古く、寒い……。

新校舎となる高校に進級した暁は中高一貫とはいえ、「高校生になった」感慨がわきやすいともいえるでしょうか。

午前入試は四谷大塚で50そこそこの偏差値ですが、午後入試は倍率も高く偏差値も高騰。立教女子第一志望だった子がここを押さえにしようとし、塾の先生に止められたそうなので結構な余力は必要なのかと。

 

【恵泉女学園】校舎の中心に図書館 サマースクールのような開放感

最寄り駅は経堂。鴎友学園は反対側の口。恵泉は午後入試があるので二校で併願する人が多そうな印象ですね。

恵泉は風通しの良い学校というイメージ。

木の匂いのする校内、2階、3階部の中央が吹き抜け、その真下には図書館!!図書館には大きな木(欅とか楡の木ではなく大きな木って書くとすごくバカっぽいですね)もあります。図書館を重要視する女子親は少なくないのではないかと想像するのですが、そんな親はまさに「自分こそがこの空間で学生時代を過ごしたかった!!」と思うでしょう。

この図書館の影響を少なからず受けたであろう、作家の柚木麻子はこちらの出身。木嶋佳苗をモデルにした『BUTTER』や『ランチのアッコちゃん』が話題になりましたが、女子校育ちを全面に出した『けむたい後輩』や『終点のあの子』がやはり原点かと。

なお、恵泉は私服のせい(といっても派手ではなく、なんちゃって制服の子が多い)もあってか学期中の授業もサマースクールっぽい解放感があります。

授業中、生徒は良い加減でリラックスしつつ、発言もちゃんとする。高3の受験英語クラスを覗くと、もう何言ってるんだかわからん状態でしたがね。

説明会についても少し。

数学科の担当とのことで大きな三角定規を持参していた校長。説明会のあと、率先して会場の撤収作業をされているのを見て、いい学校だなと感じました。

学校自体に商売っ気がない、マーケティング力が弱い?的なことをどこかの掲示板で見かけたこともありますが、だからこその根強いファンも多いわけでしょう。

学校紹介ビデオは優秀な生徒のビフォーアフターが映し出されるという、よくある作りでしたが、恵泉は清楚で聡明な卒業生が多いイメージ。

例えていうなら吉祥女子のビデオではITベンチャーで活躍するバリキャリ(という印象の)女子率が高かったのですが恵泉の卒業生は大手企業の秘書課にいそうな女子多し。

もちろん、紹介ビデオに登場するのは学校押しの一部の生徒なわけですから、これだけで生徒像をくくってはいけないでしょう。

一方、木嶋佳苗を元ネタにした柚木麻子も見た目は色白、清楚で聡明なタイプだったなと思い出しました。

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20XX年、受験終了組のマザー。 「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。