絶望組でも偏差値60の学校に合格する方法
6年直前期合格スぺ

【中学受験:体験談】6年秋になって子どもの志望校熱が冷めたらどうする!?

こんにちは。ハンドレッドの友こと全勝マザーです。

親にとっては別格の響きを持つ6年9月ですが小学生にとってはどうもそうではないようです。

思いのほか、淡々としている、もっと言えば危機感がない、やる気もない、さらに言えば、ダラダラしている、そんな娘や息子を前に戸惑いを隠せない中学受験親たちは今の今、そこかしこにいることでしょう。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
今から武者震いしている小学生がいたら、それこそおかしいだろ。

 

おっしゃる通りのハンドレッド。6年9月、わが子のモチベーションは一時的に下がりました。夏の疲れ、勉強のタイムラグ、成績の上がらなさ、そのどれにも当てはまる上に最終ゴールである第一志望に魅力を感じなくなっていたのです。

さて、どうする!?わたくし。今回はそんな実体験をお送りいたしましょう。

新学期、学校からなかなか帰ってこなくなる

 

ある年の秋。子は小学六年、受験生。けれど、帰宅が遅いのです。小学校まで歩いて10分、下校時刻は15時20分。最終で15時50分。なのに、帰宅は16時半。これでは塾に行くのもぎりぎりでしょう。

「運動会の練習が・・・」ある時、子はいいました。「保健委員の当番が・・・」、別の時にはいいました。

けれど、同じクラスの母に聞けば「16時前には帰ってるけど」、そんな答えが返ってきます。

ええ、もちろん。ええ、もちろん。始まりますよ、始まりましたよ、聞いた傍からムカムカが。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
どうせ誰かの家の前で座り込んで話してんだろ。よく見たよ、そういうの。オレが自然と共存していた頃。

 

おっしゃる通りのハンドレッド。16時過ぎ、自転車で見回るとすぐにわが子が見つかりました。子の友たちの前で怒鳴らないのが精いっぱい。

塾に送る道すがら母は怒り、塾から帰る道すがら、また思い出して母怒り。「もう半年もないのに、もう半年もないのに、もう半年を切ってるのに!!」

しかし、怒ったその次の日もまた遅い。また、誰かの家の前。母は地獄の使者気分になりましょう。確か合不合の前々日か前日か。いっそ、模試が取れなきゃいい!!夏の成果が出なけりゃいい!!それで後悔すればよい!母はそう念じました。

 

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
その呪い通りになったってことだな。

 

まったくもってその通りです。呪っておきながら母の怒りはいや増しました。(100時間勉強したのに理科が偏差値44だった話

ではなく「吉祥でいい」の結果・・・・・・

 

実はこの頃、遅くなる帰宅時間、ぱっとしない成績以外の問題もございました。娘の第一志望熱、すなわち吉祥女子熱が冷め掛けていたのです。

塾に出す志望校アンケートは年二回、4年の入塾時からずっと変わらず吉祥女子。母が買いそろえた過去問は20年分。しかし、入試本番5か月前に娘の心は冷めていました。

そもそもの発端からして吉祥愛溢れる親子ではなかったわけですが。(参:第一印象の悪かった吉祥女子の説明会に6回は通った話

 

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
地の利と校風、そこそこ目指せそうな偏差値、あとは何だっけ?

 

当時ほぼ出番もなかったくせに暗唱するとは見直しましたよ、ハンドレッド。

わが家が吉祥を目指したのは失礼ながら、頑張れば手の届きそうな「そこそこ感」、適度に賢く適度に明るい中庸感、人に嫌われなさそうなクセのなさ、そのあたりが娘に似合いと思えたわけです。

一方の娘といえば、塾で仲良しグループが揃って吉祥志望だったゆえ、4年5年と「吉祥でいい」と言っておりました。そう、「吉祥がいい」ではなかったのです。

 

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
そういう失礼な選び方をするから、6年9月に青くなるような事態になるのさ。

 

まったくもっておっしゃる通りのハンドレッド。わが子の場合、入学するなり吉祥が大好きになったわけですがたまたま運がよかっただけとも言えましょう。4年生、5年生は消去法ではなく積極的思考で志望校を選ぶことをおすすめしますよ。

話を戻しましょう。塾で仲良しグループだった吉祥志望者たちは6年生になると次々志望校を変えました。残った子たちも公開模試がさんざんでチャレンジのような位置づけになりました。

 

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
さんざんなのは自分も同じだったのでは?

 

不本意ながら、それもおっしゃる通りのハンドレッド。手の届きそうな「そこそこ感」が聞いて呆れましょう。

合不合で80%ラインに届いたのならいざ知らず、まったくもって届きやしない。なおかつ、友だちもいない、行かない、行けない。娘としてはどうしても行きたい理由は見当たらない。

夏休みはさんざ勉強してきたが、その上この先、何百時間も勉強に費やす理由がどこにあるのか? 小学校の友もいる、歩いて5分の公立ではだめなのか? それなら勉強0時間。娘の青春は葛藤して当然です。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
中学受験もたしかに青春の一形態には違いない。

 

注目の広尾学園に心変わり!?その時、母は?

 

ともあれど。母は大いに悩みました。学力が届かないこと以上に、学校への熱意のなさは問題です。熱意なくして底上げは期待できません。

吉祥女子のパンフレットや切り抜き記事、ネット情報を収集し、娘が気に入りそうなちょこっとネタを漁りました。芸能人の誰がいるとか、学食のポテトがおいしいとか、カナダにホームスティするとか。

しかし、芸能人の名は知らず、ポテトはさすがに小ネタすぎ、イスラム国や北朝鮮の影響で海外行けば殺される!!くらいに思っていた娘に響くことはありません。その後も日々、吉祥ネタを披露し続けた母ですがよき感触は生まれません。

一方で、6年秋、娘は広尾学園に興味を示します。学級代表タイプの子が多そうな学校でしたから「合わないだろう」と母は踏み、子を連れていくこともしませんでした。が、同校の偏差値急上昇が娘のミーハー心を揺るがせたよう。

ほんの試しに「広尾と吉祥、どっちがいい?」、尋ねるとこんな答えが返ってきました。

「広尾にしてもいいの??」

聡明な母ならチャンスを与えたのかもしれません。しかし、聡明ではないわたくしは尋ねたくせに「それはダメ!!」

子が訪れたこともなく、過去問も解いたことがない広尾学園。ひるがえって吉祥過去問20年分、春からやってきたその対策を思い、頭がくらくらしそうでした。

 

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
何の吉祥対策もしてなかったら広尾に変えられたかもね。

 

もしかすると、そうでしょう。この辺り、寄る年波の融通の利かなさゆえの初志貫徹です。それがたまたま吉と出ただけ、そうとも言える受験体験記でしょう。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
まぁ、そう卑下しなさんなって。

 

事態が好転したのは、娘の塾に吉祥生が来たおかげです。

時に学校の悪口もいとわず、自分の過去の成績の悪さももの笑いにする懐の深いキャラクターで娘の心を鷲掴みにしたのです。

「合不合は最後まで合格可能性30%、過去問は最後まで合格者最低点を越えなかった」彼女は娘にまた、大きな自信を与えもしました。

その日、塾から帰るなり、娘は「やっぱり吉祥、行きたい。〇〇先輩、すっごく面白い!」と言いました。この種の興奮には覚えがありましょう。

一年前か二年前も塾から帰るなり、娘は「吉祥、行きたい。同じクラスの誰と誰と誰も受けるんだって!!」と言いました。

6年10月の項。わたくしは、吉祥にその先輩がいたことに、最低点を一度も越えず、けれど受かってくれたことに、深く感謝したのでした。

「どこへ行くか」より「誰と行くか」を重視する娘

 

その後、子の帰宅時間は早まりました。成績は安定したのか?というと、そこは単純な話でもありません。模試、過去問とも上昇、下降を繰り返しつつ、しかし、子の心はその後揺らぐことはなかったように思います。

小学生女子、いいやもっと大きく女子というもの、「どこへ行くか」「何をやるか」よりも「誰と行くか」「誰とやるか」に重きを置くものだとつくづく感じましたでしょう。

もちろん、学校選びで大切なのは「そこで何をやりたいか」。ただし、この正論は小学生に簡単ではないのです。

ハンドレッド先生
ハンドレッド先生
カエルにはまったくわからん心理だが、女子親は心しておいた方がよさそうだな。

われわれの小6秋はこうして過ぎて行きました。

パソコンやスマホの前のあなた。9月、10月は夏の反動がさまざまな形で出やすい時期でもありましょう。

続く11月、12月は却って腹が据わるのか、そろそろ子も落ち着きましょう。一方で、親の不安はその頃にピークとなる人も少なくありません。いつだって母は大変です。心しておくのですよ。

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20XX年、受験終了組のマザー。 「志望校の合格可能性20%」「何回やっても過去問が取れない」「何か月やっても理科の偏差値40台」という絶望組のあなたにこそ読んで欲しいブログです。相方のハンドレッド先生は受験について何も知りませんが合格パワーだけは送ってくれますよ。