「お受験はしないけど賢い小学生になって欲しいなぁ」はたまた「中学受験に有利になる幼児教育はあるかなぁ」と考えているママパパへ。
このページを見てる親御さんは十中八九、外遊びをさせてるでしょう。むしろ子どもの教育に熱心な人たちが運動をさせていないはずはない。
中学受験経験者から言うと、優秀層は幼児でも算数や知育ドリルは普通にやってた。
なお、年長で毎日30分くらいドリルでも続けていれば、小学生でぶっちぎりトップは簡単です。
というわけで、本日はほぼ実体験に基づき、年長さん、幼児向けドリルをチョイスしてみました。市販、通信教育ごちゃまぜですが、ン十万する高額教材から800円で買えるドリルまで。
主な対象は年長さんで、特にひらがな、カタカナは「OKかな」というチビッコ。
5〜6歳向けですが、おませな年中さんもぜひどうぞ。
年長向けおすすめドリルを厳選!
以下、年長さん向けのドリルを紹介しますが、長〜いです。大きく分けると前半が総合学力というか知育より、中盤は国語より、後半が算数よりの流れになります。
【聞く力アップ】勉強とサバイバルの基本「きくきくドリル」
まずはみんなにおすすめしたいのが「きくきくドリル」です。「1を聞いて10を知る」とはいわないけどその力を培える気がしている。
お受験の先生いわく、小学生の通学途中に緊急事態が起こることもある。
「階段上って右行って、スーパーの横に交番あるからそこに行きなさい!」と言われてすぐ理解する子どもでないと!的なことを言っていたのですが、それってお受験に限らず、子どものサバイバル能力に通じますよね。
「きくきくドリル」はその意味で子どもの生きる力を培うドリルだとも思うんだよなぁ。
なお、CDまたはアプリのダウンロードで問題を聞くタイプ。難点は人によってはセッティングが面倒でもあるってことですが、類似問題集はあまりないんですね。うちも年長の時によく聴きました。1日10分程度なので飽きっぽい子どもによろし。
確かに「お話を聞いてその後で質問に答える」といった問題もありますね。このほか「この鳴き声はなんでしょう」といったクイズみたいなものもある。難度が高くなると「聞いたまま書き写しなさい」「道順を聞いてその通りに進みなさい」と進んでいく。
シリーズは3冊で「主に4才」「主に5才」「主に6才」がありますが、「主に4才」はやや易しめ。
一方、「主に6才」は先の道順問題など難度高め。一年生でも手応えのあるドリルです。本ブログは特にお受験を志向したものではないですが、小学校受験者なら「主に6才」が解けないと厳しいのかなぁとも。
なお、セットでおんどくドリルを使うのもよろし
文章をスラスラ読める子に成績の悪い子はいません。個人データながらほぼ100%じゃないかとにらんでいる。
【総合力アップ】知るひとぞ知る幼児向けワークブック「とろびた」
これも大好きだった。
第三弾まであります。「とろびた」は一般の本屋さんには売ってなくて当時は発行元の学林舎から取り寄せていた。今は楽天でも売ってるのね(アマゾンでもあるけど品薄気味)。知る人ぞ知る幼児向けワークブックなのです。
わが子はサイコロマスターだったのですが、向かい合う面は「とろびた」で覚えた気がする。
言葉のワークも問題の作りが絶妙で語彙がどんどん増えそうな感じ。オールカラーではないものの判型が大きいので書き込みやすいのもマル。1ページ解くごとにシールを貼ってパズルを作っていくのも子どもは楽しんでいたな。
ただし、本ドリルはひらがな、カタカナが書けることが大前提。繰り返しトレーニング的な問題はないので「しっかり覚えさせたい」用途には向きません。
【総合力アップ】芸術センスもばっちりな地頭のいい子に「ワンダーボックス」
こちらは通信教材。「ワンダーボックス」はデザイン性も高いのでオシャレなママの心をくすぐるわけだな。「プログラミング」「論理力」や「創造力」のほかに「アーティスティックなセンス」も磨かれると評判。
ワンダーボックスの教材がクレイアニメなの凄い…!粘土遊びだけで終わらせないの良いなー。想像力駆り立てられる。
タコ船長は手芸用文鎮で逆立ちさせた👍 pic.twitter.com/Ip0EuO9l18— はまの (@Twilight_Sayaka) February 27, 2023
勉強勉強勉強(←虫みたいで書いてて気持ち悪くなってしまったゴメン)というより、遊びのセンスも高い地頭の良い子になりそう。
以前、キット取り寄せて遊びました。おもろかった。
自分で折った折り紙を画面上で動かしたりとか親の方もテンションあがります。
体験版ワークブックや体験アプリは試せるのでご興味のある方は公式HPへ。
【総合力アップ】お受験組も愛用「小学校の勉強ができる子になる問題集」
一方、本屋さんで買える知育系の問題集でいえば「小学校の勉強ができる子になる問題集」もおすすめ。
私のような親にはひそかに刺さりますが、同時に本屋で買っているところを知人に見られたくないタイトルではあります。
だけど、中身はなかなかこれがどうして。ロールプレイングゲームのように物語を読みながら問題を解く構成でね。ドリルというより絵本クイズのようなてい。これは子どもが夢中になるわ。
対象年齢は4歳〜6歳でスタンダード版のほか「やさしめ」バージョンもあります。
「やさしめ」といっても平仮名が読めないとこれまた難しいかな。お受験予定の子の使用も多いシリーズです。
【筆力と基礎】ひらがな、カタカナを完了させ、筆圧まで検知するスマイルゼミ
ちなみに、ひらがな、カタカナが不安な向きには一冊にまとまっている「すみっコぐらし」の学習ドリルがおすすめです。
市販ドリルではないけどタブレット教材の「スマイルゼミ」はひらがな、カタカナカリキュラムの金字塔です。いや日本語少しおかしいかもしれないけど。
ともあれ、年中、年長、あるいは「すでに小学生まであと半年!」なんて場合は特に強い味方になります。どの時期に入会してもひらがな、カタカナを自動的にペース配分してくれる。
親の方が「あれとこれとそれやらせなきゃ!」と考えずとも、スマイルゼミのカリキュラムに沿っていれば自然とマスターできるという。
これもタブレットならでは、か。5歳児は筆圧弱い子も多いのでね。筆圧が弱いと文字はうまくなりません。筆圧検知システムにより「もう少し強く書いてみよう!」などの声かけがあります。面白いなぁ。
年長さん、漢字や語彙はどこまでやるの?
幼児の間に取り組ませるかどうかはどちらでも。
実は、わしの時代はむしろ「チビッコにそこまでやらせるな」風潮を感じてたんですよね。今はどうなのかな。
一応、年長で小1の漢字まで終わらせましたが、それ以上に進めすぎてはいけない圧もあったりね。だけど、小四で入塾した時に感じたのは小学校漢字を既にマスターしている子もちらほらいたってこと。
ともあれ、中学受験をやるならば、漢字は速やかに終わらせておいた方が楽ではある。となると、年長で小2、小3の真ん中あたりまで漢字マスターできると楽ではある。圧に負けずにやらせりゃ良かった。
【漢字力】圧倒されたのは「天神」愛用者だった
ただ、個人差はあるかなぁ。
参考までに「漢字力、すごー」と思った子は「天神」愛用者でした。
当時は悪いけど、「天神」って宗教っぽいイメージを持ってたんですよ(実はまったく宗教関係なかった)。あとはアグネス・チャンか(これはCMやっていたので正しかった)。
で、天神ってなんぞやというと、お受験用の教材もぜんぶ詰まっているようなバカ高いタブレット教材です。すみません。
幼児向けなのに「団栗」とか「鳳仙花」とか「仙人掌」なんて漢字がフラッシュカードであったりとかなり濃ゆいんです。
読めないあなたは下記ブログで答えをどうぞ。
天神は漢字だけでなく全部入り10000問の濃ゆい教材ですが、買い切りなのでお値段聞くと「うひゃっ!」とはなる。
ただ、無料の四日間レンタルや、格安の1ヶ月キャンペーンも時々やっているのでそういう時に試してみるのはおすすめです。資料請求するとたまにお得情報が届くからね。うちも四日間のレンタルしました。
【小学校お受験対策に】 入試問題42単元3800問をカバーするタブレット教材【天神】
【漢字力】読みだけなら2週間でマスター?「リズム漢字」
ともあれ、そんな高いの買えんがな、市販教材で十分じゃろ、という向きには以下をおすすめ。ずばり「漢字の読み」にのみ特化したワークブックです。
リズム漢字
↑これは歌のように漢字の読みが覚えられます。小学校課程を一冊で終えられますが、口ずさみながらであっという間。小さいお子さんほどリトミックみたいな感じですいすい読みを暗記をしてしまいそう。
【語彙力アップ】にっく映像のDVD「四字熟語」や「かんじ部首」
お手頃路線でもう一つ。
漢字の読みを覚えつつ、語彙力を強化するのが、にっく映像のDVD学習教材シリーズ。子どもが5歳くらいから低学年にかけ一番繰り返し見たDVDだったと思う。
ショートアニメーションで言葉の意味を見せていく形式。本作のほんわかキャラに和まされ、お勉強感が少ないのもよし。なんとなくのイメージですが「日本昔ばなし」のアニメが好きな人ならば(これがそもそも古いか?)合う気がしています。
うちが持っていたのは「四字熟語」「慣用句」「俳句」あたりで、どれを見てもハズレがなかった。
そうそう、漢字の部首って小学校に入っても改めて勉強することはあまりないので、成り立ちを知っておくと後々役に立ちそうですね。
図形力を鍛える系は幼児ドリルの真骨頂?
続いて算数系。「ワンダーボックス」も算数系では?というツッコミは受け付けません。
ともあれ、幼児向けドリルでラインナップが多いのが図形とか空間把握能力を鍛える系ですね。
知育玩具は以下で紹介しましたが、ドリルとしても幼児向けは作りやすいのかな。
【図形力アップ】工作作ってドリルを解く「まなべるくうかん」
で、市販ドリルのおすすめは3冊。
「Z会グレードアップドリル まなべるくうかん・こうさく 5〜6歳」
まぁ、Z会の問題集は基本ハズレがないですね。
本作は子どもが考えながら立体工作を作るワークブック。その工作をヒントに問題を解いて行くというもの。
その通り。56のワークシートがあって円柱や三角柱などの立体からヨーヨー作ったり、飛び出すカードを作ったりと内容も豊富。
切り取り式ではなくハサミやカッターを使って作るタイプですね。これ、ハマる子はめちゃくちゃハマると思います。
【空間把握能力アップ】前後左右がバッチリな子に「4〜6歳 こども知能パズル くうかん」
おすすめをもう一冊。「4〜6歳 こども知能パズル くうかん」です。
ちびっこの頃、スキーストックの右左がわからんくて父親がマジックで印つけてくれたりしたからなぁ。正直私も一瞬考えるかも。いわんや幼児をや。
前後左右、視点移動、「右手と左足はどれ」とか「見る位置を変えるとどう見える?」などコンフュージョン的問題が目白押しです。
でも、普段の生活でどれだけ意識して教えられるかというとなかなか大変ではある。こうしたドリルで親子一緒に考えるというのはマル。
【図形力アップ】 図形が書ける子は図形が得意?「点図形」
図形の市販問題集からもう一冊。子供によくやらせていた点図形。
お受験用のドリルだけど運筆の上級編としてもよろし。線を辿って図形を作るのね。フリーハンドが綺麗になりますし、図が上手に描ける子なら小学校の図形算数はまず苦労しません。
【図形力アップ】極みはその名も玉井式「図形の極」
いやそれは。変な質問すぎて動揺しますが、そんなわけないでしょう。
幼児ドリルで中学受験が突破できるならば受験塾なんて必要ないでしょうが。
カエルの意図ははかりかねますが、もっと長じた図形力を、それこそ中学受験に通じる図形力を培いたい意図ならば、玉井式「図形の極」はおすすめですよ。
【絶対もらっとけ】玉井式「図形の極」お試し教材がスゴすぎた!
いったいそれは何なのかというと、図形専門の通信講座でそろばんのように級が上がっていく。教材は図形ぐるぐるアニメーション動画とテキストのセット。10級から始まり上位級は中学受験クラスになります。
おすすめは小学生からですが、成長の早いタイプなら年長で10級は可能かもしらん。年中だと少し難しいかな。
お試しテキストをもらえるので玉井式に資料請求
なお、「本当にまるまるテキスト一冊じゃん!」というボリュームでアゴが外れそうになります。
幼児向け計算ドリルはあまりない?おすすめは?
さて、一方で。
幼児向けの数ドリルって空間把握や図形ものよりラインナップ少なし。
小学生のドリルを先取りするしかないかね?みたいな市場感。そこは漢字もそうですが、幼児であまり先に進めてくれるなというムードはあるわな。
計算や漢字はもろ勉強させてる感が発生しやすいからか「100まで数えられれば十分」「ひらがな、かたかなまでで十分」感はある。
ある意味、小学校で上位に入る分には十分ではある。ありますが、計算も漢字も進められるなら進めていいんじゃね?と中受を終えた親としては思う。
もちろん、無理はしないでね、とつけ加えつつ、計算と漢字のストックは中学受験でかーなり役には立つ。
【計算力アップ】小一トップを導く「ハイレベけいさん」
計算に関しては、子どもが幼児の頃、漢字以上に「あまり踏み込んではいけない圧」もあったんですよ。しかし、小学校に上がってみて「いや、先取りしてても全然よかったんじゃね?5才でやろうと6才でやろうとあまり変わんないんじゃね」という結論に。
その結論をもとに、今、年長さんがいるとしてどんな教材を使いたいかって話ですね。
市販教材かつもっと手軽に計算を先取りってことならば、奨学社の「ハイレベ 幼児」シリーズが一番だと思う。「けいさん」ドリルも三冊あります。
ちなみにハイレベシリーズは国語も算数も、幼児向けも低学年向けも全部いいです。
よくある知育系、知能を高める系とはまた別口で、学校の勉強に直結する。はっきり言えば、しっかりやりさえすれば小1はトップクラス。成績安泰を保証する幼児では少ないタイプのドリルではないか。
まったくもってその通りで、「ハイレベ 算数」は低学年の市販問題集のベストでしたよ。幼児版も見た目は地味だが骨太です。オールカラーではないし、ちょっと昔くさいデザインなことが難点といえば難点か。
【計算力アップ】出た!中学受験向けの幼児教材「かんがえるさんすう」
なんとびっくり。こぐま会とサピックスが共同監修した算数強化トレーニング「かんがえるさんすう」がそれ。
こぐま会はお受験のキング、サピックスは中学受験のキング、キング同士のコラボですから最強です。
サピックス×こぐま会!「モコモコゼミ」算数強化教材を1か月タダで体験する方法
コンセプトは「中学受験を目指す幼児教材」。お受験を飛び越えて中学受験とか、そんな教材、ほかにありませんよ。
年長さんの1年間で四則演算まで進めます。数の感覚がないと「???」でしょうね。先の「ハイレベさんすう」あたりの土台があるとよし。
分量自体は多くないので「溜まって溜まってしょうがない」ということはないでしょう。1ページ1ページしっかりやって割り算までの土台を作るといったイメージでしょうか。
手取り足取り解説ってわけでもないので(そもそも5歳児に割り算の概念解説は難しいわな)親が一緒にやるのは前提になりそうです。
ただ、「かんがえるさんすう」はひと月分無料でお試しできるので気楽に申し込めるのがよし。
1ヶ月で解約すれば、かかりません。
下記公式HPから申し込めばその月のテキストが届く。実際にやってみて「これはうちの子には難しすぎるなぁ……」ってことになったらば無料で継続ストップできます。
その際、お金は一切かかりません。使ったテキストを返す必要もなし。
こぐま会教材、提携サピックスピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
あっ、言い忘れていましたが、「かんがえるさんすう」は幼児向け通信教育「モコモコゼミ」から派生した算数専門の講座です。お受験組の受講も多いのね。
小学校受験するママ友に教えてもらったモコモコゼミ。受験の予定ないけど面白そうだから申し込んだ pic.twitter.com/sBXLgJ4OOu
— 【漫画とイラスト】きびの あやとら (@kibinoayatra) September 30, 2022
小学校受験はせず、中学受験の為に幼児教室通わせる親御さんもいるくらいだからねぇ。正直公文やらせるよりモコモコゼミ(こぐま会監修)の方がずっといいと思う。子どもも遊び感覚で楽しいし。通販のみだけどICEのも纏まっててやりやすいかも。 https://t.co/8RIDN2a4Lt
— あつ森さん@推しのロスにより出家 (@yorusarichoukan) July 17, 2020
本体の方の「モコモコゼミ」は1歳から6歳まで5コースあります。こちらも全問こぐま会作成で、幼児教材の中ではレベル高め。小学校準備号となる1〜3月号は読み書きはもちろん、割り算の土台まで育みます。
しかも、「かんがえるさんすう」と「モコモコゼミ」本体を両方同時に1ヶ月お試し可能ですって。この無料キャンペーン、突然終了する可能性もあるので注意ね。
確かに。先の玉井式
【論理的思考力アップ】Z会プログラミング「はじめてみる講座」
さて、チビッコ学習にも忘れられないプログラミング。
まぁね。
自分の子供の頃に比べ「英語できれば大学受験楽勝!」となった世の中ですが、今のチビッコが大人になる頃にはプログラミングは英語に次ぐくらいの立ち位置になってんじゃないかと予測。(あ、チビッコ英語に関してはまた別途特集する予定)
下記のブログでもロボットプログラミングなどいくつか紹介しておりますが、いかんせんやや高め。まぁ、対象も小学生以上ばかりですし。
そうした中、Z会のプログラミング「はじめてみる講座」は年長対象で、価格もお手頃です。3ヶ月講座なので始めやすく月額1980円!
Z会プログラミング講座 with LEGO(R) Education/資料請求はこちら
それぞれ自分でゲームを作ったり、音楽を作ったり、カメラセンサーを作ったり。年長さんから始められるプログラムなので説明もわかりやすいです。
Z会のプログラミングはじめてみる講座をはじめてみました。分からないことがあって窓口に電話したら、とても親身になってくれた。息子も楽しんでる。4月からの小学生コースも申し込んでるけど、プログラミングもZ会で続けようかな🥰
— momo (@momokohappiness) January 17, 2022
また、Z会のプログラミングが良いなと思うのはテキストブックが付属すること。
そこはアナログ世代の親なので紙教材にも触れてほしいなというのが本音としてある。アプリとテキストでプログラミングを学び、論理的思考や創造力を培う講座です。
【ユルく先取り向け】自己肯定感も高まる?みんなの「ポピー」
今回、年長向けながら割とガッツリ系の教材ばかりを紹介しましたが。
今回、さまざまな通信教材資料を取り寄せたのですが、スタンダードなタイプで気に入ったのは意外にもポピーかな。
いや、意外にもなんて失礼ですが、正直今回初めてちゃんと確認したのよ。あまり考えたことないな、という方でも見本教材を見てみる価値はあると思います。
幼児ポピーあおどりの今月の付録が面白い!!ふしぎふしぎマジックブック!5つも楽しい工作がついてるの!!🙌💓長女ちゃんマジシャンになったからツリー見てほしい🤣 #幼児ポピー pic.twitter.com/z52HAZCakt
— きりんさ*5y🐤&2y🐧 (@achamo_pk) June 24, 2022
同種の教材より安い上に、デザインが可愛い、紙質は市販のものの3ランク上くらいの上質感。付録もなかなか。年長児まで地道にコツコツでひらがなバッチリになる構成です。
なお、ポピーは今春からリニューアルしてデジタル教材を強化しました。これまで「他教材より易しめ」ともいわれていましたが、プラスαの学習をアプリやダウンロードプリントでできるようになったのですね。
いえいえ、本テキストは年齢相応といったところかな。
年長児用は「あおどり」コースになりますが、小学入学準備号がこんな感じ。
ドリル慣れした子には簡単だと思う。なので先取りしたい年中さんが年長、年長の子が小一コースを取るのは全然ありでしょう。
年中向けの「あかどり」はこんな紙面。
年長向けの「あおどり」はこんな紙面です。ご参考までに。
こういってはポピーの人に叱られそうですが、「ひとつ上のお姉さんコースをやっているのにマルが多いの」なんて自己肯定感を高めるのにも役立ちそうです。今回、紹介してきたドリルや教材は難しいものも多いのでね。教育というのはバランスなんですね。
ドリルのおともにホワイトボード最強説
おすすめドリルを紹介してきましたが、最後に補足のツールを付け加えてきましょう。
ホワイトボード、これ大事。これ、年長のうちにあると後々の学習がかなーり楽になります。
「いやいや邪魔では!?」という思いもちらつきますが、賢さポイントを上げる最強アイテムなんですわ。
なんて暴君的なブログでしょう。
しかし、お母さんがちょい説明するにも、子どもにちょい説明させるのもホワイトボードがあるとないとでは全然理解度がちがーう!!子どもは先生ごっこを好むもの。「説明上手な小学生」はこうして生まれていくわけです。
ひらがな、カタカナ、漢字、語彙、計算、間違いやすいものはなんであれホワイトボードに大きく書くとあら不思議、定着しやすい。
今回、紹介したドリルもホワイトボードと一緒に使うと、1・3倍くらいは馬力アップします。
まぁまぁ。今回のブログタイトル「5歳からの中学受験〜」は最近売れてる本から取っていたりするのですが。
本書でも「大きなホワイトボード」は推奨されていた。
この著者、難関御用達の個別塾SS -1の創設者でもある。中受のプロかつ息子を灘中に合格させた父親の知見を交えた一冊です。学習漫画やおすすめアプリなど具体的な教材をあげてくれているのがミソ。
↑なお、幼児に塾は早いじゃろ派ですが、情報収集はどんどんやりましょうとも思う。オンラインの SS−1テラスに無料登録